土曜日の築地は疲れたな。
歩き過ぎだし、人とたくさん会いすぎたし。
そして日曜日は撮影、画像整理、料理。
家族が次々にインフルエンザBにかかるという状況なので家事多々。
ということで土曜日に築地から帰り着いて休む間なし。
月曜日も大変だった。
インフルエンザを抱える家庭がいかに多忙か、というのを実感する。
家事が一段落つくや市場に逃げる。
市場にめぼしいものなし、ビックリ屋で尖ったカリフラワーに似た野菜が、ロマネスクという名であるのを確認する。
以前、この野菜の種を、イタリア土産で頂きながら栽培を失敗したことがある。
それが今では八百屋で特売されている。
「海老さん、ロマネスクに間違いありません」
野菜の名前が浮かんでこないときに、冬眠中の海老名の海老さんに教わったのである。
『市場寿司 たか』でエゾボラモドキ、シマチビキとタイショウエビそっくりのサウジアラビア産のエビを撮影。
急がしい時にかぎって思わぬ事が起こる。
突然、ズームレンズのズーム機構が動かなくなる。
ほんのねきにオリンパスの修理センターがあって、本来直接持ち込みはダメだというのを、たってお願いして預かってもらう。
全治一週間。
オリンパスの方はとても親切であった。
ついでに予備レンズの候補まで挙げて頂く。
ありがとうございました。
修理が終わり次第、運送会社が持って来るという。
我が家から5分とかからないのに無駄だな。
都心へ。
致し方なく新宿のヨドバシカメラに立ち寄りズイコー25ミリレンズを買う。
このレンズの重さがなんと95グラム。
故障した12-60ミリと比べるとビックリするほど軽い。
帰宅は9時過ぎ。
夕食は沼津の菊貞山丁菊地利雄さんにいただいた「潮かつお」を解凍してお茶漬け。
エゾボラモドキの煮物で日本酒2杯。
午後11時過ぎまで画像の整理、画像の貸出。
寝床で山本周五郎の『雨のみちのく 独居のたのしみ』を読みながら眠りにつく。
家族が満足な状態ではないということで朝寝坊。
翌火曜日は7時前に起きる。
朝はトーストとサラダ。
ボクのもっとも嫌いな朝飯だ。
8時過ぎに市場にたどり着き、『市場寿司 たか』で河童巻き、こはだ、ミナミマグロ八の身でやっと朝ご飯にありつく。
「たかさんいくら?」
500円でいいよ、というのでお代はワンコイン。
市場には面白いもの皆無。
『マル幸』にアラスカメヌケがあって1本だけ購入。
『高野水産』には今日もネジボラ、ネジヌキバイ。
新しいレンズを試すたびに市場の面々を撮影。
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マサさん、本日愛妻行方不明? 大変だ!
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カワベの店頭。この店、最近土曜日には行列ができてしまう
口直しに、咲き始めのモクレンの花も撮る。
確か戸板康二が自慢にしていた庭木。
郷里、徳島県ではあまり見かけなかった花。
帰宅後すぐに都心に出る。
お昼はコンビニのサンドイッチ。
午後7時過ぎにラッシュの中央線で帰宅。
夕食は桃屋の「鯛みそ」、アカメバルの干物、フラワーギャング(近所のパン屋)のクルミパン、そしてウルイとスルメイカの酢みそ和え。
これで偽ビール500ミリリットル一缶、日本酒二杯。
なんとなく気になって、モクレンを樹木図鑑で調べてみる。
驚いたことにボクの考えていたモクレンとは和名ハクモクレンにあたり、ただのモクレンは赤いのだ。
夕食の合間にも画像整理と改訂は続いており、限界を感じて翌1時にダウン。
2008年3月10日
ぼうずコンニャクの市場魚貝類図鑑(いちばぎょかいるいずかん)へ
http://www.zukan-bouz.com/
ぼうずコンニャクの市場魚貝類図鑑へ
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アンニュイな日はマイワシで「塩いり」
ロマネスコ、クとコで違う意味になります。
どうちがうの?
“ねき”って標準語だったの?
それとも徳島弁でしょうか?
いままで広島弁だと思っていました。
ロマネスク、ローマ風とかです。
今日も何処かのTVでロマネスクで紹介してました。
イタリヤ語を英語読みにするかそのままイタリヤ語読みにするか綴りが判らん。
このあたりはjasminさんの専門、おまかせします。
“ねき”はボクが東京下町小岩に住んでいたときに覚えた言葉です。
もともとはどこの言葉でしょう?
海老さん、ロマネスクでいいってこと?
とにかく言葉は難しいな。
ロマネスクが今まで知られていたイタリア語のため、勘違いされたのかも。
ローマ風の建築とかの意味です。
ネットで調べてもこの野菜はロマネスコ。