アヤボラは茨城県から北の海域から入荷してくる毛だらけの巻き貝。
北海道ではキヌカツギバイとともに「毛つぶ」と呼ばれている。
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「毛をわけてくれよ!」と言っても無理だぞ
面白いのはアヤボラの生息域より南にカブトアヤボラというそっくりさんもいて、中国などで毛を抜き、脱色して真っ白にしてオードブルなどにも活躍している。
両種とも味は変わらず、同様に決して捨てたものじゃない。
ただ問題点があって、唾液腺が渋酸っぱくて、オマケにテトラミンもしくは別の毒素があるようなのだ。
だからとにかく殻から取りだして唾液腺を取り去る。
よく洗う。
ワタの部分はうまいので、捨てない方がいい。
そうしないとほとんど食べるところがない。
これを煮るか、刺身にする。
料理するのがちょっと面倒なのが難点。
まあ食べるとそこそこ味がいいので、貝殻でも愛でながら、食べるのも一興だ。
2009年3月17日
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ぼうずコンニャクの市場魚貝類図鑑、アヤボラへ
http://www.zukan-bouz.com/makigai/bansokurui/fujitugai/ayabora.html
ぼうずコンニャクの市場魚貝類図鑑(いちばぎょかいるいずかん)へ
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