新潟産蕗のとうとセトヌメリの天ぷら

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 八王子総合卸売センター『土谷食品』のオヤジさん、オバサンが新潟からたくさんの蕗のとうをとってきた。
 そして振り向くと『高野水産』に“メゴチ”。
 産地は福島県原釜なので、間違いなくセトヌメリだ。
 底曳網でとったもので、東北のものは選別が悪い代わりに安い。
 買い求めたら、仲卸のまな板で、せっせとおろしていく。

 水分を切るように紙に包み。
 夕方、からっと天ぷらに揚げる。
 ともに揚げるのは新潟県産蕗のとう。

 蕗のとうの苦みに、セトヌメリの上品な白身の味わい、ネズッポ科ならではの皮目の風味。
 冷や酒がうまい。

「今年はこれが最後だね」
 蕗のとうをひとつ手に持ち、オヤジさんが呟いたっけ。
 そう言えば天ぷらという料理にも春を感じるな。 

ぼうずコンニャクの市場魚貝類図鑑、セトヌメリへ
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ぼうずコンニャクの市場魚貝類図鑑(いちばぎょかいるいずかん)へ
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このページは、管理人が2009年4月27日 23:06に書いたブログ記事です。

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