山口県北浦地方、萩などで作られる加工品には見るべきものが多い。
干物、乾物、海藻類など、調べ始めたら切りがないように思えるほどだ。
どれもが魅力的なのだが、昨年以来、夢中になっているのが刻みワカメ(きざみわかめ)である。
これは生のワカメを干したものを、細かく刻んで、また干し上げたもの。もしくは刻んだだけのもの。
できるだけ細かく刻むのは大変根気がいる模様で、天然ワカメを使ったものはなかなか高級品となっている。
今回のものは山口市川端市場内国弘商店のもの。
そんなに大きくない1袋が1000円もするが、食べてみると、この値段が「安い」と思うはずだ。
これを朝の炊きたてご飯に混ぜ込んで、楽しむ。
刻みワカメはなんと、ご飯に混ぜ込むだけの歴史の長いインスタント食品ともいえそうだ。
この刻みワカメご飯がなんとも香り高く、適度な塩気を感じるもので、箸がすすむ。
我が家の太郎も久しぶりに朝からおかわり。
さて、炊きたてのご飯で食べるのもいいが、ぜひともお弁当には「ワカメおにぎり」を作るべし。
ワカメにはアルギン酸があるので、ご飯の腐敗防止にもなる。
最近、お弁当作りがブームだ。
でも東京では、こんなおにぎり見たことない、に違いない。
これこそ、作って優越感に浸れるお弁当の主役となるはず。
ぼうずコンニャクの市場魚貝類図鑑、ワカメへ
http://www.zukan-bouz.com/kaisou/kassou/tigaiso/wakame.html
ぼうずコンニャクの市場魚貝類図鑑(いちばぎょかいるいずかん)へ
http://www.zukan-bouz.com/
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隠岐海士町の「しいしび」
山口の自慢の天然わかめを紹介してくださってありがとうございます。
そうなんです!天然わかめの風味はすごいんです。最近は山口の人でも、しそわかめといった加工品が主流で、素材だけの風味がなかなかわかってもらえなくて・・・。確かにちょっと高価なんですが、わかめの芯をとって包丁で切るのってすごく手間がかかります。その代わり機械で切ったものとは違って、ご飯の上でふんわり広がるんですよね!
これからも おいしいお魚たくさん紹介してください。