ヒメジほど地方での呼び名が多い魚もないだろう。
名前が多いのは、産地などで非常に愛されているためである。
島根県からの帰りに立ち寄ったのが山口市。
山口市に素晴らしい市場があって、今でもホタルが見られる一の坂川の辺にあるので川端市場という。
5月下旬、この市場に溢れていたのがヒメジだ。
干したものもあって、「金太郎」という。
これは島根県西部と同じだ。
ヒメジの干物がいかにうまいものかは一度食べたらわかる。思い知らされる。
今回のは丸々と太った、ゴロンとした感じの金太郎。
「そうか、これなら金太郎だ」
赤い色から金太郎なんだ、と思っていたのだけど、これなら見た目も金太郎ではないか?
焼くと、脂がじゅうじゅうしみだしてくる。
この脂で揚げられたようになった皮目が香ばしい。
またヒメジのはらわたのほろ苦さがいい。
これを肴に、海老名の海老さんにいただいた、海老名の銘酒「いづみ橋 純名吟醸」をやる。
意外に男酒である「いづみ橋」4合瓶があっという間になくなる。
海老さん、今度は一升瓶がいいな。
ぼうずコンニャクの市場魚貝類図鑑、ヒメジへ
http://www.zukan-bouz.com/suzuki2/himeji/himeji.html
ぼうずコンニャクの市場魚貝類図鑑(いちばぎょかいるいずかん)へ
http://www.zukan-bouz.com/
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「ウサギザメ」騒動記
1升瓶は、作られてません。
ヒメジ、
フランスでは高級魚!
干物もさぞ美味しいのでしょうね。
八王子で購入できるのかなぁ・・。
あれ、昨日、きんのりさんとお会いしたら『平日はお酒飲まない』って言ってるって聞きましたよ〜〜〜!
ルジェーはヒメジよりもアカヒメジに近いかな。
話は土曜日のことです。