築地場内で買ってしまうもの、にマグロのパックがある。
500円、650円、800円、1000円、1500円に2000円。
そのときどきで、これと思ったものを買う。
買う基準は、一般人向けにわざわざ詰め込んだものではなく、本当に切り売りする内に出てしまった端材的なものを狙うということ。
小さくても50キロからのマグロをさばくのだから、どうしても切り落とし、端切れになったものがでる。
これを安く売ってしまおうではないか、というのが本当のお買い得品なのだ。
今回のものも、いかにも端材的なもので、値段もそれなりに1パック650円。
400グラム近く入ってこの値段は嬉しい限りだ。
これを適当に切り、辛子酢みそを作り、ネギを合わせて、無骨な丼に盛る。
これが滅法やたらにうまい。
ピリっと辛子のきいた麦味噌で作った酢みそ、長ネギの辛さと香り。
これをまぜこぜにからませて食べる。
一切れ一切れの味の濃いこと。
酒で洗い流すときの心地よさよ。
酒は島根県益田市『扶桑鶴 純米酒 高津川』。
この酒を送ってくれたヤマトシジミさんに、酒の方もだだものではない、とご報告したい。
2009年5月30日
ぼうずコンニャクの市場魚貝類図鑑、メバチマグロへ
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ぼうずコンニャクの市場魚貝類図鑑(いちばぎょかいるいずかん)へ
http://www.zukan-bouz.com/
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