久しぶりにトクビレの塩焼き

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標準和名がほとんど使われない魚にトクビレがある。
「トクビレ」なんて誰も知りはしない。
やっぱり「ハッカク(八角)」でしょう。
だからハッカクとしたいところだが、こちらは雄の呼び名であって、雌は違うな、なんて意見がある。
じゃあ雌はどのように呼べばいいのだ。
ということでここでは標準和名を使った。

北海道白老からの入荷が続くトクビレの塩焼きを久しぶりに食べる。
前日に半分に割り、一塩してあったのを皮目から強火で焼く。
トクビレはあまり長い時間焼きすぎない方がいい。

トクビレの塩焼きには焼酎がいい。
宮崎県の八重桜麦を片手に、手でむしりながら食べる。
濃厚な味わいを作り出しているのは、明らかに脂だ。
旨味も強く、身は少量ながら満足度が高い。

夏の時期は値段も安いので、ここぞっとばかりトクビレを食べよう。
しかも夏向きにあっさりと、塩焼きで。

ぼうずコンニャクの市場魚貝類図鑑、トクビレへ
http://www.zukan-bouz.com/kasago/tokubire/tokubire.html
ぼうずコンニャクの市場魚貝類図鑑へ
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このページは、管理人が2009年8月 8日 06:14に書いたブログ記事です。

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