金曜日の朝、非常に疲れていた。
睡眠時間はどれほどだろう。
十分なはずだけど、疲れている。
年かなと思う。
よくよく考えると「年かな」と思うのは40代後半から50代なのではないか、それがわかりかけている。
時刻は8時近い。
テレビがついていて、相変わらず酒井法子のことをやっている。
ボクはこのタレントのことをほとんど知らない。
慌ただしく市場に向かう。
『高野水産』の前にくると、荷が着いたところだ。
真横ににこにすし屋、芳さん(立川市寿司芳)がいる。
「なんだよ、疲れているみたいじゃないか」
「疲れてないよ。芳さんみたいに年寄りじゃないぞ」
「年寄り、年寄りって言うな、オレ今年いくつだと思う」
「72かな。69だろう」
「わかんねーだろ」
「わからねーーー」
「今年70になるんだよ」
へんな会話だ。
芳さんが下ろされた荷のマサバに突進する。
「おおい、これいいサバだぞ」
『高野水産』にはたくさんの荷。
でも面白いものは少ない。
なかに福島県産アカシタビラメ。
これを買う。
アカシタビラメ、クロウシノシタが揃って入荷
総市鮮魚部は金曜日から戦闘態勢。最近安さでは東京一じゃないかな
中華『さくら』で疲れたときの、つけ麺。
酸味で疲れがとれる。
緑茶がうまい。
帰宅すると発泡にツチバチの雄がとまっている。
雌には羽がなく土の中で待っている
ツチバチが生きていける環境も年々減っているのだろうな、なんて思いながら逃がしてやる。
アカシタビラメの撮影。
11時まで画像の整理。
選挙の宣伝カーがうるさい。
都心に出て、深夜近くまでいて帰宅。
帰宅後1時半にダウン。
土曜日は5時半に起きて、パソコンに向かう。
7時半過ぎに市場に。
8時前に到着。
Takさんと海老さんが来ている。
海老さんに柚をいただく、ありがとう。
中華『さくら』で餃子、これがうまい。
Takさんが注文したレバニラ炒めのおすそわけ。
これはたまらんうまさであるな。
海老さんは朝から午後の紅茶
Takさん、イチロウさん、海老さん、と市場を回る。
土曜日見つけためぼしいものは、ムツ(キロあたり1800円)、産地不明の小振り釣りマアジ(1000円)、活け締めアイナメ(1300円)、タチオウ(1000円)、松輪のマサバ(1000円)、たぶん噴火湾のトヤマエビ(1800円)。
アカマンボウはマグロはえ縄などに混ざるもの。30キロくらいになる
めぼしいものはなく、総市でアカマンボウ、『高野水産』でタチウオとトビウオ。
早々に帰ろうとしたら『カワベ』が混んでいる。
そこに中華『さくら』のオカアサンが来て、「わたしは業者よ」といいながら厚切りの豚ロースを三枚買って行く。
つられて厚切りの豚ロースを買ったら、「作り方は『さくら』さんで聞きなよ」とコマちゃん。
中華『さくら』をのぞくと海老さんがうれしそうに、ソースカツを作ってもらっている。
ずるいなーー。
最近、海老さんわがままだ。
相模原の『田子作』さんが、ちょっと寄ってけよ(話をしていけ)というのを「またね」といって帰途につく。
八王子大和田の『ふれあい市場』で野菜。
近くのダイエーでお酒を買い帰ってくる。
ラジオから永六輔と北山修の声が聞こえてくる。
ふと「さよならと書いた手紙……」と歌ってしまい。
姫に「父ちゃん何歌ってんの」。
帰宅してダウン。
目覚めたら3時過ぎだった。
疲れがとれてすっきりしたので、仕事。
『つり丸』の原稿。
すぐに夕方が来て、夕食は厚切りトンカツ、アカシタビラメのムニエル、タチウオの刺身(ニンニク、ショウガ、コチュジャン)、タチウオの塩焼き、鶏肝の甘辛煮。
9時近くまでボンヤリしてしまう。
そのままダウン。
0時近くまで『値段の風俗史』を斜め読み。
ぼうずコンニャクの市場魚貝類図鑑へ
http://www.zukan-bouz.com/
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8月もそろそろ終わりなので、マアナゴの湯洗い