ここからはメモで書いているので、リアルタイムではないけど、連続性を維持したいので、このまま。
入港してきた船にはふたりの漁師さん。
岸壁から青いコンテナーを受け取って、水揚げが始まる。
魚はほとんど総てが生け簀。
ようするに活け魚中心の水揚げだ。
瀬戸内海では普通の光景だが、目の前が漁場ということの素晴らしさを感じざる終えない。
また水揚げされる魚は小振りだが、実にうまいというのも特筆すべきことだろう。
まずはマアジが生きている状態でコンテナーに移される。
やや黄色みがかった体色で、うまそうだ。
クロメバル(メバル3種のいずれか)、アカメバル(カサゴ)、アコウ(キジハタ)、チヌ(クロダイ)、マダイ、バリ(アイゴ)、イボダイ、メダイ、グチ(シログチ)、ハモ、アカベラ(キュウセン雌)、アカシタビラメ。
なんといってもメバル、カサゴが多い。
ワタリガニ(ガザミ)、小太(サルエビ)、シャコ。
ハリイカ(コウイカ)も生きている。
そして圧巻がタコ(マダコ)。
生きているままに、コンテナーに移されるのだけど、あっちに逃げ、こっちに潜り込み、大変だー。
市場でいろいろ教えていただいた方。お名前を聞き忘れた。ありがとうございました
魚は一度水槽におさめられて、もう一度浅いプラスティックのトレイに移して行く。
このときスズメダイが選別されて、どうするんだろう、と思ったら「こんなもんいらん」というのでいただいてくる。
スズメダイのいい画像がない、ということもあるが、「こんなうまいものを捨てるのもったいない」ということもある。
水揚げを見ていたら、魚谷商店さんが来て、いろいろ話をする。
姫路の仲卸が素晴らしいのは、陸送もの以上に地物が豊かであるせいだな、なんて思う。
水揚げ場にベルトコンベアーが渡され、手前に段のある競り場、反対側に事務の女性が座っている。
魚が生きている状態で、コンベアーを移動して、あっという間に競りが終了する。
流れていく魚がうまそうで、うまそうで。
この光景を見てしまったら、誰だってまた姫路に来たくなる。
帰りは魚谷さんが妻鹿の駅まで送ってくださる。
魚谷商店の主力がアナゴ(マアナゴ)であること。
今日はアナゴを競りにきたのになかったこと。
日曜日に開かれる「とれとれ昼市」のこと。
いろいろお聞きできてよかった。
魚谷さんには感謝の致しようがない。
ありがとうございました。
妻鹿駅のホームで待つほどもなく姫路行きの普通電車がやってきた。
魚谷商店
http://www.uotani-shouten.co.jp/
坊勢漁協協同組合
http://www.jf-net.ne.jp/hgbozegyokyo/
ぼうずコンニャクの市場魚貝類図鑑へ
http://www.zukan-bouz.com/index.html
ぼうずコンニャクの市場魚貝類図鑑へ
http://www.zukan-bouz.com/
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