タヌキメバルの焼き切り

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石川県から「白ソイ」というのがやってきた。
どうやら、これはタヌキメバルらしい。
北海道南部では「マゾイ」といわれるものだ。
ソイ類ではもっとも味がよいとされている。

比較的鮮度がいいので、できるだけ生で食べたい。
そこで久しぶりに焼き切りにする。
三枚に下ろして皮目を焼くのだ。
これを柑橘類と塩、もしくは柚コショウで食べる。

柑橘類は大分県産のカボス。
柚コショウは宮崎県米良のもの。
ぴりっと辛い焼き切りがうまい。
やはりフサカサゴ科(カサゴ)の魚は皮下に味がある。

酸味、辛み、二通りの味わいを楽しみながら、ぼんやりと酒を飲む。
一日ほとんどの時間をパソコンの前で暮らしている。
疲労感でもなく、むしろいらだちのような何かが身体にたまっている。
これを辛口の日本酒でほぐしていく。

作り方
1 タヌキメバルは三枚に下ろして、血合い骨を抜く。
2 皮目をあぶって冷水に落す。
3 水分をよく拭き取って、そぎ切りにする。

ぼうずコンニャクの市場魚貝類図鑑、タヌキメバルへ
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このページは、管理人が2009年9月21日 05:39に書いたブログ記事です。

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