石川県から「白ソイ」というのがやってきた。
どうやら、これはタヌキメバルらしい。
北海道南部では「マゾイ」といわれるものだ。
ソイ類ではもっとも味がよいとされている。
比較的鮮度がいいので、できるだけ生で食べたい。
そこで久しぶりに焼き切りにする。
三枚に下ろして皮目を焼くのだ。
これを柑橘類と塩、もしくは柚コショウで食べる。
柑橘類は大分県産のカボス。
柚コショウは宮崎県米良のもの。
ぴりっと辛い焼き切りがうまい。
やはりフサカサゴ科(カサゴ)の魚は皮下に味がある。
酸味、辛み、二通りの味わいを楽しみながら、ぼんやりと酒を飲む。
一日ほとんどの時間をパソコンの前で暮らしている。
疲労感でもなく、むしろいらだちのような何かが身体にたまっている。
これを辛口の日本酒でほぐしていく。
作り方
1 タヌキメバルは三枚に下ろして、血合い骨を抜く。
2 皮目をあぶって冷水に落す。
3 水分をよく拭き取って、そぎ切りにする。
ぼうずコンニャクの市場魚貝類図鑑、タヌキメバルへ
http://www.zukan-bouz.com/kasago/mebaru/tanukimebaru.html
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