小振りのスルメイカをワタをとらないまま干物にしたものは、越前、北陸、越後など、日本海側で作られているもの。
これが干物としては超弩級にうまい。
焼いて食べる。
そこに大問題があって、「酒を飲み過ぎてしまう」。
それくらいにうまい。
干物として食べてうまいだけかと思ったら、調味料にするともっとうまい。
今回はスパゲッティなんだけど、これ我ながら絶品しごくて、うますぎてどうもすみません!
って感じ。
だいたい唐墨のスパゲッティよりも味は上なんだと思うのだけどね。
干した渋みは油で炒めることで消える。
スルメイカの旨みがワタごとどっとくるんだから、息苦しいくらに旨みのボリュームを感じる。
渋みの強い赤ワインに合う。
が、飲み過ぎぬこと。
作り方
1 ニンニクはつぶしておく。鷹の爪は種を除く。丸干しは細かく刻む。
2 スパゲッティをゆではじめ、傍らでオリーブオイル、ニンニク、鷹の爪を入れ、香りがついたら鷹の爪を取りだし、丸いか干しを加える。非常に弱火に。
3 ゆであがったスパゲッティをフライパンに移し、パセリを加えて混ぜ合わせる。
吉川水産 福井県丹生郡 越前町三崎 79−7−1
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