アカイサキの焼切り

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大分県産アカイサキがあって、キロあたり卸値1500円。
微妙な値段だなと思う。
700グラム前後ありそうな雄なので、1尾千円ほどになる。
ほかにめぼしい魚があると、手を出さない値段。
だから「微妙な」という表現になる。

でも持ち帰って焼き切り(焼霜造り)にしたら、そんな微妙な気分が吹き飛んでしまった。
非常にうまいのである。
大分県からくる魚は扱いの良さから、ハズレがほとんどない。
鮮度がいいのに加えて脂がのっていた。

やや厚みのある皮下にじわりと甘みを含む層があった。
これは一片一片がうまい。
酒がすすむのである。

作り方
1 丁寧に鱗を取り、三枚に下ろす。血合い骨を切り取り半身を腹と背にわける。
2 串打ちをしてガスの直火であぶる。すぐに冷水にとる。
3 大急ぎで水を拭き取り、ほどよく切る。

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コメント(1)

とても美しく美味しそうです。
焼霜造りというのですね

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このページは、管理人が2010年4月10日 17:04に書いたブログ記事です。

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