春になると、毎日でもいい、蕗をたく(煮る)。
栽培蕗だからアクはない。
ちょっと物足りぬほどに香りが薄い。
それをおぎなってあまりあるのが葉の部分。
これを湯がいて、シラスとジャコと合わせて佃煮にする。
これぞ春の味。
蕗と合わせるのは干しの強いジャコ(ちりめん)でも、シラスでもいい。
大切なのは蕗の葉が持つ香り、えぐみをどこまで残すか、だ。
大人はこのえぐみを楽しむのだし、子供には迷惑な存在である。
一家で食べると、このあたりが難しい。
酒の肴というよりは、おかずと位置づけたい。
作り方
1 蕗の葉はたっぷりの湯でゆでる。刻んで水にさらす。
2 太白ごま油で蕗の葉を炒めて、シラスと酒、味醂、少量の砂糖を合わせながら煮ていく。
3 少しずつ、醤油を加えて煮あげていく。
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