徳島県美馬郡貞光町(現つるぎ町)で冠婚葬祭を行う。
そこに「つきもの」なのが吸いもん。
正しくは「吸い物」。
中に入れる具のことを「椀種(わんだね)」というのだけれど、貞光町、お隣の美馬町(現美馬市)ではブリをよく使う。
ブリと言うべきか、1960年代(昭和40)からは養殖もののハマチだっただろう。
とにかく、子供の頃のボクの冠婚葬祭の参加区域では必ずブリ(ハマチ)が使われていた。
さて、この冠婚葬祭などにつきものの吸い物の具だけれど、地域的な特色が強くでるものではないか?
また冠婚葬祭という閉鎖的な行事で使われるものなので、時代の波を受けない。
例えば分類学の世界で原始的な種はローカルな地(僻地)に残るという説がある。
閉鎖的な行事でしか使われない、ということは動物学的な言語「僻地」に近いような。
その土地土地の特色を閉鎖的な行事で使われるものなので、根強く残しているに違いない。
ここで本ブログの読者の方に情報求む。
冠婚葬祭時の椀種のことを教えていただきたい。
ブリを使うという地域も多いに違いない。
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