アンテナショップはいかにあるべきか? 02

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アンテナショップは東京ではない異空間である必要がある。
島根県のアンテナショップだったら、レジが終了したら「だんだん」と言おう。
千葉県だったら、千葉県らしく、鹿児島県だったら「ありがとごわす」。
わざとらしくても、なんでもよいのだ。
こんなことをマニュアル化するべきだ。
これこそファーストフード、コンビニに習えなのである。
今、必要なのは、だささ、つたなさ、かっこ悪さ、バカらしさ、そこから生まれてくるわかりやすさ、なのだ。
既成概念を捨てよ!
みっともないくらいに、県、市町村の色を押しだそう。

異空間を作るにはそこに核となる人物が必要になる。
すなわち店長である。
アンテナショップ巡りを趣味としていても、ユニークな店長というか、目立つ存在に会ったことがない。
店内に入ったら、一目で店長とわかる存在。
それが大切なのだ。
鹿児島県なら桜島の帽子をかぶろう。
大分ならカボスの帽子、半纏。
アンテナショップの店員などみな大人しすぎる。

店長というものに必要不可欠なのは、県とか、市とか、町、村への愛情だろうし、オタク的能力だろう。
今時もっとも必要とされているのは常識人ではない。
常識人は「組織の維持はやってもいいが、組織のあり方を決めてはいけない」。
オタクと常識人がタッグを組むのだ。
そして人選だが、公募してもいいし、組織内(県とか市町村)の内部から地位や課部などに関係なく発掘してもいい。
どちらがいいか、これは難しいな。

03に続く。


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このページは、管理人が2010年11月17日 10:20に書いたブログ記事です。

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