慌ただしいときだからこそ、いかに手抜きするか、を考える。
我が家にあったのが標準和名のサケで作った塩ザケ。
ちなみにスーパーなどに売られている塩ザケの原料は、標準和名、もしくは養殖用に改良された一般名を並べると以下のようになる。
サケ(総て天然)、ベニザケ(総て天然)、ギンザケ(ほとんど養殖)、キングサーモン(養殖もあり)、サーモントラウト(ニジマス。総て養殖)、カラフトマス(総て天然)。
そろそろ「鮭」という漢字表記は法律的に禁止にすべきではないかね。
それに養殖、天然の表記も義務づけるべきだ。
さて、標準和名のサケで作った塩ザケ、粒の白コショウだけで炊き込みご飯を作る。
サケは一度焼く、コショウはボウルを重ねて間にはさんで軽くつぶす。
ここに酒少々を水加減をしたご飯に加えてたく。
白ワインでもいいのだけど、副菜が和風なので、和風にする。
塩は塩サケの分で十分である。
お釜で炊くこと10分ほど、蒸らしに15分だから、副菜汁はこの間に作るってことになる。
炊きあがったらサケだけは出してほぐし、刻んだパセリを混ぜて食卓へ。
お茶碗ではなく、サラダボウルにこんもり盛ってみたのだけど、失敗かもしれない。
最近、うるち米が生み出した食器の形などに関する本を読んでいるので、ご飯をよそう、という行為が煩わしいほど意図的になる。
このコショウ入りの炊き込みご飯のよいところは、糖質にさっぱり感を加えられること。
とにかく、ときどき噛む、コショウの香りがなんとも爽やかでいい。
一人暮らしに炊き込みご飯って優れものなのである。
材料
甘塩ザケ(塩辛いものでもいい)、コショウ10粒くらい(子供がいなければたくさん放り込んでもよい)、酒少々
作り方
1 ご飯をたく30分以上前に米をとぎ、ザルにあげておく。
2 塩ザケは焼く。コショウは軽くつぶす。
3 水加減、酒を加え、サケをのせ、コショウをちらしたく。
ぼうずコンニャクの市場魚貝類図鑑、サケへ
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