9月12日
6時過ぎに自宅を出る。
発砲の箱を忘れたことに気づき、市場で再調達。
たかさんに「行ってくるよ」といって再出発。
八王子西から圏央道、関越、藤岡JTから上信越道。
8月40分、横川サービスエリアで休憩。
エリア内売店で尾瀬の水と峠の釜飯900円を買う。
「布の下から取り出すんだ」と、
初めて佐久平をめざした時にも確か横川で釜飯を買った、その時を思い出す。
久しぶりの釜飯なかなか美味。
saku00.jpg
9時27分、佐久市中込にあるツルヤ中込原店。
正確には開店前なのに客が入店し始めている。
ゆるゆる入っていくと小ブナの袋がコンテナーに入っていた。
おばあちゃんが「重いから水を抜いてくれ」といっている。
店員が「水抜いたら死にます」というのを
近くだから抜いてくれと言っているようだ。
店員に「フナは明日もある?」と聞くと
売り出しは本日限りであるという。
saku00001.jpg
1キロ入りの袋を5つも6つも買っていく人がいる。
見ている間に小ブナはどんどん売れていく。
とにかく一袋(1750円)を確保し、氷2袋とともに買う。
さすがに長野のスーパーだけに鯉の筒切り、ニジマスなどがある。
そのまま中込駅まで行き、こんどは市役所を目指すがたどり着けない。
ボクはどうしてもナビの使い方がうまくならない。
佐久市の街に活気がない。
午前11時半まで佐久市を回り、上田市に向かう。
途中、深山錦という酒蔵で日本酒を買う。
望月、茂田井という集落を通ってみるが、
町並みはきれいでも、街が死んでいる、人がいない。
寺社を拝観するように街を歩く気にはなれない。
生きていない街になんの価値があるのだろう?
suyamo.jpg
茂田井から上田に行く途中、立科町で
『酢屋茂』というみそ、醤油の店を発見。
みそと醤油を買う。
街が途切れたらりんご園が続く。
リンゴの自動販売機があるが、なかなかどこで車を止めたらいいのかわからない。
そのまま通り過ぎてしまう。
「リンゴ買いたかったな」。
1時前に上田に到着。
駅前のエディターミュージアムに行くがお休みだった。
いつものごとき行き当たりばったりの、旅の次第ではあるが残念。
市内『刀屋』で、普通もりという富士山のごときざるそばを食べて、
少し街を歩く。
『刀屋』は雑誌などでもたびたび取り上げられるが、
味は平凡、盛りは非凡な名店。
katanaya.jpg
古書店などを見て回るも空振り、
歩きながらも行く当てがない。
ふと思い出したことがあり『べに屋』の良さんにケータイ。
以前お会いした上田市内の骨董品店を教えてもらう。
良さんに「上田城近くだ」と教えてもらい、勘で歩く。
夏のような日差しが、強い樹影を作り出している。
非常に暑く舗装道路がまぶしい。
駅から北に続く大通りを左に折れると、ほどなく上田城入り口にたどり着く。
上田城趾に近づくにつれて学生の姿が目に付くようになる。
堀沿いの道を下る。
城は急な斜面にあったようだ。
真田昌幸が徳川秀忠と戦った1600年のことを想像するに、
この城を攻めるのはたいへんだろうな、と感じる
城趾の近くだというので、人に聞きながら探すと、
駅に降る坂道の途中に『真田屋』を見つけた。
店内にはたくさんの磁器、
古いものというよりも、日常使いできるものが多い。
女将さんにも相談してあれこれ買う。
この時点で3時近くになっている。
基本的に街歩きが好きなのだけど、観光地は嫌い。
猛暑であることもあって、けだし、歩いて楽しい街がないな、とどっと疲れが押し寄せてくる。
市内にたくさん翻る六文銭の旗にむなしさを感じる。
駅近くにある『飯島商店』でお土産をどっさり買う。
上田駅に隣接している駐車場を出たのが3時半。
小諸を目指す。
懐古園横『べに屋』さんに到着したのが4時。
店内に魅力的なもの多々。
ただ買い物に疲れていて、今回は何も買わずに佐久に向かう。
小諸から佐久までの途中に千曲錦の酒蔵があり、
ここでまた酒を買う。
佐久市外に入って岩村田で『寒竹』の酒蔵でまた1本。
この酒蔵は1989年にも立ち寄っている。
日が暮れかかってきている。
この時点でまだ宿を決めていない。
いろいろ考えた末に佐久平の無機質な場所にある東横インにする。
夕食は岩村田の三河屋。
鯉料理の店だというが、どちらかというと居酒屋風。
鯉こく、うま煮、洗い、塩焼き、生ビール1、熱燗1、
料理はなんとか及第点だろう。
鯉こくは美味だし、若い女将さんが元気だし。
「鯉を食べるぞ」という意気込みがなければいい店だと思った。
mikawaya.jpg
帰りにイオンにより、忘れてきものを買い、
食料品売り場を見る。
あまり面白いものがないなかで
地酒、小ブナ煮、イナゴの佃煮、鯉うま煮を買う。
地方に行き、イオンを見ると興ざめする。
不愉快になるが、ついつい利用してしまう。
こまったものだ!
ホテルに帰り着いたのが8時過ぎ。
メモをテキスト化して、シャワーを浴びたら眠くなる。
非常に緩やかな日程だったのに、ダメだね。
ぼうずコンニャクの市場魚貝類図鑑へ
http://www.zukan-bouz.com/
6時過ぎに自宅を出る。
発砲の箱を忘れたことに気づき、市場で再調達。
たかさんに「行ってくるよ」といって再出発。
八王子西から圏央道、関越、藤岡JTから上信越道。
8月40分、横川サービスエリアで休憩。
エリア内売店で尾瀬の水と峠の釜飯900円を買う。
「布の下から取り出すんだ」と、
初めて佐久平をめざした時にも確か横川で釜飯を買った、その時を思い出す。
久しぶりの釜飯なかなか美味。
saku00.jpg
9時27分、佐久市中込にあるツルヤ中込原店。
正確には開店前なのに客が入店し始めている。
ゆるゆる入っていくと小ブナの袋がコンテナーに入っていた。
おばあちゃんが「重いから水を抜いてくれ」といっている。
店員が「水抜いたら死にます」というのを
近くだから抜いてくれと言っているようだ。
店員に「フナは明日もある?」と聞くと
売り出しは本日限りであるという。
saku00001.jpg
1キロ入りの袋を5つも6つも買っていく人がいる。
見ている間に小ブナはどんどん売れていく。
とにかく一袋(1750円)を確保し、氷2袋とともに買う。
さすがに長野のスーパーだけに鯉の筒切り、ニジマスなどがある。
そのまま中込駅まで行き、こんどは市役所を目指すがたどり着けない。
ボクはどうしてもナビの使い方がうまくならない。
佐久市の街に活気がない。
午前11時半まで佐久市を回り、上田市に向かう。
途中、深山錦という酒蔵で日本酒を買う。
望月、茂田井という集落を通ってみるが、
町並みはきれいでも、街が死んでいる、人がいない。
寺社を拝観するように街を歩く気にはなれない。
生きていない街になんの価値があるのだろう?
suyamo.jpg
茂田井から上田に行く途中、立科町で
『酢屋茂』というみそ、醤油の店を発見。
みそと醤油を買う。
街が途切れたらりんご園が続く。
リンゴの自動販売機があるが、なかなかどこで車を止めたらいいのかわからない。
そのまま通り過ぎてしまう。
「リンゴ買いたかったな」。
1時前に上田に到着。
駅前のエディターミュージアムに行くがお休みだった。
いつものごとき行き当たりばったりの、旅の次第ではあるが残念。
市内『刀屋』で、普通もりという富士山のごときざるそばを食べて、
少し街を歩く。
『刀屋』は雑誌などでもたびたび取り上げられるが、
味は平凡、盛りは非凡な名店。
katanaya.jpg
古書店などを見て回るも空振り、
歩きながらも行く当てがない。
ふと思い出したことがあり『べに屋』の良さんにケータイ。
以前お会いした上田市内の骨董品店を教えてもらう。
良さんに「上田城近くだ」と教えてもらい、勘で歩く。
夏のような日差しが、強い樹影を作り出している。
非常に暑く舗装道路がまぶしい。
駅から北に続く大通りを左に折れると、ほどなく上田城入り口にたどり着く。
上田城趾に近づくにつれて学生の姿が目に付くようになる。
堀沿いの道を下る。
城は急な斜面にあったようだ。
真田昌幸が徳川秀忠と戦った1600年のことを想像するに、
この城を攻めるのはたいへんだろうな、と感じる
城趾の近くだというので、人に聞きながら探すと、
駅に降る坂道の途中に『真田屋』を見つけた。
店内にはたくさんの磁器、
古いものというよりも、日常使いできるものが多い。
女将さんにも相談してあれこれ買う。
この時点で3時近くになっている。
基本的に街歩きが好きなのだけど、観光地は嫌い。
猛暑であることもあって、けだし、歩いて楽しい街がないな、とどっと疲れが押し寄せてくる。
市内にたくさん翻る六文銭の旗にむなしさを感じる。
駅近くにある『飯島商店』でお土産をどっさり買う。
上田駅に隣接している駐車場を出たのが3時半。
小諸を目指す。
懐古園横『べに屋』さんに到着したのが4時。
店内に魅力的なもの多々。
ただ買い物に疲れていて、今回は何も買わずに佐久に向かう。
小諸から佐久までの途中に千曲錦の酒蔵があり、
ここでまた酒を買う。
佐久市外に入って岩村田で『寒竹』の酒蔵でまた1本。
この酒蔵は1989年にも立ち寄っている。
日が暮れかかってきている。
この時点でまだ宿を決めていない。
いろいろ考えた末に佐久平の無機質な場所にある東横インにする。
夕食は岩村田の三河屋。
鯉料理の店だというが、どちらかというと居酒屋風。
鯉こく、うま煮、洗い、塩焼き、生ビール1、熱燗1、
料理はなんとか及第点だろう。
鯉こくは美味だし、若い女将さんが元気だし。
「鯉を食べるぞ」という意気込みがなければいい店だと思った。
mikawaya.jpg
帰りにイオンにより、忘れてきものを買い、
食料品売り場を見る。
あまり面白いものがないなかで
地酒、小ブナ煮、イナゴの佃煮、鯉うま煮を買う。
地方に行き、イオンを見ると興ざめする。
不愉快になるが、ついつい利用してしまう。
こまったものだ!
ホテルに帰り着いたのが8時過ぎ。
メモをテキスト化して、シャワーを浴びたら眠くなる。
非常に緩やかな日程だったのに、ダメだね。
ぼうずコンニャクの市場魚貝類図鑑へ
http://www.zukan-bouz.com/
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