くらくらよろよろ

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3月になってから疲れすぎたな、という日々が続く。
へとへとだったのに明石に行く。
兵庫県明石市明石浦漁業組合は、
国内でももっとも行ってみたかったところ。
なにしろかの日本一有名な「明石鯛」の産地であるとともに、
実は「明石鯛」は明石の技術で生み出されるのだという、
水産のすいを極めた地なのである。
それが3月12日、13日であった。

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実は先月の尾鷲の旅で得ることが多すぎて、
その整理、情報のテキスト化に追われていた。
地道な暮らしのための仕事もあった。
そして常に手元にある膨大な文献との格闘。
東京という地に居ながらも日々押し寄せてくる
情報の整理があって、中二日は秒刻みでないにしても
分刻みは間違いなしだったのだ。
ボクの日々(にちにち)は息苦しいね。

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そしてまた旅。
途中下車をしながらの隠岐に。
大発見多々。
得た物は膨大であった。
知夫里島、西ノ島よかったな、まことに。
うまいものあり、うつくしく、癒やされる景色。

そして20日は連休最後の日で困難な帰宅。
翌日はよしなしごとがあって、
なんとなく「ぼうずコンニャクとしての本来の仕事が進まなかった」のである。
歳なんだろうね。
疲れると集中力に欠ける。

その間にも1000を超える画像を撮影して、問題の木曜日。
22日、朝方、市場で食事。
高野水産、マルコウでその日の入荷状況、値段を見て、
宅急便の営業所で荷物を受け取り、
帰宅する。
すでに10時近い。
「いそぎなさい、いそぎない、人生そんなに長くない」
なんて唄いながら、受け取った荷物のなかの
知夫里島で採取した海藻を撮影。
ホンダワラ属は難しい、と苦しみ、
ぎりぎりに家を出て駆け足で駅に向かう。
こんなに走ってもやせないのはなぜだろう?
BSで「ザ・タイガース」の映像を見て考えた。
沢田研二だって太るのだよ、諦めろ、痩せるのなんて。

神保町で仕事があって、午後7時過ぎに終わる。
この日は会合があって、ボクも主役なのだ。
会場は有楽町なのに取引先を出て、
無意識に九段下を目差す。
地下鉄への階段を下りながら気づく。
目指すは神保町駅だった。
九段下から半蔵門線で神保町に向かうのは、
あまりに可笑しいだろう。
ボクは俎橋を大急ぎでまた渡り、
走って神保町駅にたどり着いた。
地下鉄の階段に飛び込んだつもりが、
身体半分は壁の前だったのだ。
タイル張りの壁に顔面打撲は避けたかったので
身体をよじる、が身体半分は壁に
じんわりと押しつけられるように鈍く体当たりした。

はっきりしない痛みを感じながら、
宴席に顔を出す。
楽しい会だった、が飲み過ぎだ。
そして翌日1時過ぎ帰宅してダウン。

金曜日23日は午前6時半に目覚める。
画像の整理をしながらもなんだか快調なのだ。
8時には市場に行き、隠岐のイワガキ「清海」を買う。
朝ご飯は『市場寿司 たか』でマリンフーズの
「いかそーめん」で丼、握りも作ってもらう。
ついでに隠岐のイワガキを試食。
なんど食べても隠岐のイワガキはうまい。

野猿街道の上はどんより曇り空、気温は低い。
それでもなんとなくボクは絶好調の予感がして
気分浮き浮きで帰宅後「いかそーめん握り」の画像を撮影。
画像の貸し出しをする。

午前11時ちょうどに外出。
歯をみがいているときに感じたのだけど、
右胸のあたりに呼吸をすると痛みが走る。
でもたいしたことはない。
これがよしなしごとの間に徐々に痛みが走る。
午後2時前にお腹がへりボクの取引先の
会社の近くの『天丼や』でお昼ご飯。
この店、ボクの学生時代から通っていた
神保町金華小学校近くの『天丼のいもや』そのものだ。
やっている人も、オヤジさん以外は同じ気がする。
天丼も同じだよな。

ここで身体が温まったのはいいが息をすると
右の胸のあたりがまたまた痛い。
ときどきとても痛い。
午後7時過ぎ九段下から電車に乗る。
車中で「AIJ投資顧問」のことを話している三人組。
「この会社よりも天下り役人は殺人者より悪い」という。
なんとなく車中全員で頷いているように思う。
ボクとしては個人的には原発を作った人総てが悪質で許せないのだけど、
この天下り役人と「AIJ投資顧問」も同じだなと思う。
悪質、嫌悪感からすると山口県で起こった母子殺人事件や
震災後、避難区域で盗難を働いたヤカラよりも
もっともっと悪い、嫌悪すべきヤカラと思うのだけどどうだろう。
国民はこのような唾棄すべき、というか
存在自体が悪の存在なのに罪の問われないことに
強い強いストレスを感じるのだろうね。
いやだねーー。

さて右胸はますます痛い。
触っても痛くないのに息をすると痛い。
気分が悪いので横になろうとするとまた痛い。
おかしい?

さて夜のニュースを見ながら原発に関係する
自治体の範囲だけど
1000キロ圏内にすべきだと思うね。
蛇足だけど原子力保安員も原子力安全委員会も
人間のカスの集まりだと思うね。
現在に巣くう鬼なんだろうね。
どんな時代にもこのようなバケモノがいる。
だれが便所のない家を作るだろう。
だれが汚物を身の周りに積み上げて
溺れるような将来を一生懸命黙認するのか?
個人的にはこんな奴らを許す社会を
容認する政党は許さない。
といいながらやっぱり右胸の奥が痛いのだけど
なぜなんだろうね?

土曜日はもっと大変だったのだけど、個人的な世界なので省く。 
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このページは、管理人が2012年3月24日 01:37に書いたブログ記事です。

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