韓国産エゾアワビが安い。
それにつられて国産も安い。
あまりの安さに、思わず手を出して、
アワビ飯を作ったので、
その副産物である「つのわた」の醤油漬けを作った。
これぞ酒盗であり、酒をセイブしたいので、
こんなもの作ったらアカンと思いながら、
みりんと醤油の地に無造作に「つのわた」を放り込む。
「つのわた」は、アワビの肝臓や腎臓などの臓器で、
強いうま味が詰まっている。
これとうま味たっぷりの醤油が合わさるのだから、
うまいに決まっている。
ちなみに薬味は不要だ。
料理店などでゆずの風味などをつけるが、愚か者のすることだ。
中一日、ほったらかして、深夜の酒のあてにする。
酒は近所のホームセンターで売っていた久保田。
お金も暇もないので、酒にこだわっていられない。
無難な線であつらえましてござりまする。
少量のみりんと醤油だけなのに甘みが強い。
ほどよい渋みと、端麗な酒が合う。
このぼんやりした時間がもったいないのだけどやめられない。
ぼうずコンニャクの市場魚貝類図鑑へ
http://www.zukan-bouz.com/
« 前の記事
ワラサの茶漬け 後の記事 »
宇佐市の郷土料理「かちえびずし」を作ってみる
ワラサの茶漬け 後の記事 »
宇佐市の郷土料理「かちえびずし」を作ってみる