9時半に津市県庁へ向かう。
10時半に県庁着。
三重県庁前に噴水があり、並んでいる噴水が
ぜんぜん可愛げのない小便小僧で、
コイらしき魚を抱えている。
庁舎の前にこのような不思議な、
オブジェを選んで置いているくらいだから
意味があるんだろうな。
けだし「三重県と鯉」、結びつかない。
農林水産課の資源室に顔を出し、過去のお礼やら、
三重の食文化のことを聞く。
その後フードイノベーションという
不思議な名前の課を紹介していただく。
この課名、わかりにくいな。
ただわかりにくいだけにいろんなことが出来そう。
三重県は食文化の保存や調査などに積極的であるよう。
ボクは地域活性には食文化の閉鎖化が大切だと思っている。
例えば伊勢地方では単に「うどん」というと
いわゆる「伊勢うどん」のことで、
我々他県人の「うどん」を「つゆうどん」というのだそうだ。
すなわち「伊勢うどん」は外部からの言語なのだ。
伊勢地方のうどん店で「つゆうどん」を出すと
罰金を科すなんていいんじゃないかな。
さて、資源室の勝田さんを始め、
三重県庁の方の食文化の造型の深さに少々感動。
考えてみると三重県にとって食文化は地域力の源なのだ。
こんな点を考えてみるとなんとなく島根県に似ている。
地域力の強い県は、地域力のなんたるかを
考えなければならないのだよね。
加えるに三重のフードイノベーションに
一般人が参加できるとありがたいな
ついでにサイトを見ると下にやたらバナーが貼ってある。
これは無意味だろう。
サイトは増えれば増えるほど弱くなる。
他県人にはなにがなんだかわからない。
あえて書くと他県人、同県人を困らせるために複雑にしている。
意地が悪いともとれる。
組織(このようなものは一般人に迷惑で無意味なものだ)
などはともかく、行政が作る食のサイトは統一したものにする。
サイトごとのあり方がわかるようにする。
早く、この複雑なサイト、ブログを統一感のあるものにして
わかりやすくできたら、三重県は日本初となると思うな。
だれでも知っていることだと思うが、
ネット上のコンテンツを整理するというのは
1千億円以上の価値があることなのだ。
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津市大門町の『はし家』のうなぎ丼