家島群島坊勢島 02

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7月12日金 兵庫県姫路市家島群島坊勢島。

懇談の後、島を一巡。


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アコウ(キジハタ)の種苗生産所などを見せて頂く。

関西、瀬戸内海周辺でもっとも人気のある魚が

アコウ(漢字で「茂魚」・キジハタ)である。

小型のハタで関西では

「冬の河豚、夏の茂魚」などといって珍重されている。

白身で身がしっかりして、

薄作りにして涼やかで、しかも味わい深い。

坊勢島に来てアコウの刺身を食べるなんていいかも。

女鹿の直売所でも買えるだろう。

旅の途中でなければ、買って帰りたいものである。

 

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種苗生産所を出ると岸壁があり、

係留している船を下りてきた前組合長さんに会うなどいろいろ。

防波堤から大きなクロダイがゆったりと泳いでいるのが見える。

これを見て興奮しているボクに漁協の方の反応はなし。

どうやらここではチヌ(クロダイ)は人気薄らしい。

何気なく採取した言語

チャガラはアカジャコといい家島では佃煮にする。

マツバガイはベッタラ、イシダタミはオナゴダメ。

「赤ジャコの佃煮食べてみたい」。

なんとかなりませんか?

 

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島のゆいいつのすし店『乱菊』で昼食。

坊勢サバのしゃぶしゃぶ、天然クルマエビ、

アナゴ、坊勢サバ、ハモの棒ずしなどまことに豪華絢爛。

島のすし店、あなどれぬうまさである。

 

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ここであらためて坊勢漁協の方々にはいろいろごちそうさまでした。

まことに快適、魅力的な島時間でありました。


1320分に坊勢港からラピート桂で離島。

14時前に姫路港に着く。

姫路港から姫路市水産課の峰さんの車で駅まで。

途中、農産物直売所に立ち寄っていただき富士大しょうゆを購入する。

坊勢島の料理はこれなくして再現できない。

15時前、長々とつき合っていただいた山下さんと、姫路駅で分かれる。

山下さんにも感謝の致しようがない。

坊勢島などでの魚礁、伏砂など県水産課の取り組み、大変ですね。

「がんばってください」と伝えたい。

 

姫路駅〜岡山駅までは新幹線。

山陽本線で笠岡へ。


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このページは、管理人が2013年8月10日 10:44に書いたブログ記事です。

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