長浜市内でいっぱい、『えん』と『おとんぼ』

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高島市朽木から長浜市木ノ本に車を走らせ、

田んぼの用水路や小河川を見て歩く。

あらかじめ教えて頂いていた、場所に車をとめて胴長靴を履き、

川や用水路で魚取りを3時間弱。

目的の生き物はとれなかったが、収穫大。

接写水槽で撮影、不要な生き物にはお帰り願う。

初めての魚2種、爬虫類1種はまことにうれしい。

足に限界が来て長浜市内の『ホテルYes』に夕方チェックイン。

 

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いつものごとく下調べなしで街歩き。

長浜の町くらい無駄歩きの楽しいところはないのだけど、

黒壁通りを過ぎて大通寺前、そこから米川を超えたとき

「今日はあまり歩きたくないな」と思う。


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そこで大通寺表参道をとぼとぼ歩いて、

見た目に惹かれて『想咲 えん』という店に「えいや!」と入る。

この店、オムライスや中華などもあるようだが、

この土地ならではの料理はないよう。

オムライスには惹かれたものの、

滋賀なのにカツオのたたきにタコの天ぷら、生ビール。


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料理も生ビールも、そして地酒も美味しかったけど、

お腹に余裕を持たせて退散。

 

もう一歩き。

「住茂登、千茂登、賀果楼、茂美志屋、叶匠寿庵」

長浜の店名は凝り過ぎでわかりにくいな、なんて思う。

『親玉饅頭』は残っていないだろうと、

観光客の行かない大通りの先まで歩いて、

見つけたのが和菓子の『藤本屋』。

ここで金つばと落雁を買う。

店の女将さんに、近所のお店を聞いて、

裏通りの『おとんぼ』ののれんをくぐる。

 

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実はボクは「おとんぼ」である。

昔、「唐津屋(からっちゃ)のおとんぼ」と呼ばれていた。

これは「食器店(東日本では瀬戸物屋)の末っ子の男児」という意味。

どうやら「おとんぼ」は近畿、四国などで使われているらしい、

というのもこの店で改めて知る。

『おとんぼ』はとても気さくで楽しい店。

長浜のだんな衆御用達なのがわかる気がする。


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ここで焼き鳥、焼きホタテなどいろいろ。

長浜の酒「湖濱」。

いい居酒屋であったが、旅人向きではない、のであった。

 

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店を出ると十三夜(?)の月が浮かんでいた。


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このページは、管理人が2013年10月23日 08:13に書いたブログ記事です。

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