午前9時から『道の駅 水鳥ステーション』、
『びわみずべの里』で大いに買い物。
これを帰宅後、「総て撮影・整理するのか」というのもあり、
買い物疲れする。
琵琶湖畔でえり(定置網)の手入れをする人にいろいろお話を聞き、
姉川沿いでビワマスのやなを見る。
途中、お年寄りにふなずしなど湖魚のことを聞くなどをしている内に、
午後2時近くになる。
この時点でまだ1軒のスーパーも見ていない。
しかも「長浜名物の食べ物を食べてみる」も果たせていない。
大急ぎで市街にもどりまずは長浜のメインストリート・
大手門通りにある『茂美志や本店』に入る。
そういえば例を挙げるのが面倒くさいが、
長浜の人は漢字や文字で遊ぶのがすきなんじゃないだろうか?
「茂美志」=「もみじ」では音だけしか覚えられそうにない。
なんだか不思議な空間が奥の方に続いている店内で、
当たり前だが看板料理の「のっぺいうどん」をお願いする。
店の方はいかにも客扱いに熟練していますといった感じ。
目の前にガラス戸の陳列棚があり、
ごちゃごちゃといろんなものが入っている。
気になったのは、たぶんなんの意味もないパイロットのインク。
大きな木のふたの「のっぺいうどん」がやってきて、
ふたを取るとどろんとしたあんのなかに、より黒い丸い物が沈んでいる。
れんげで浮かしてみると大きな干ししいたけで、
いきなりがぶりとやるとなかなかうまい。
香りうま味、あらかじめ煮てあるその甘みともにいい感じである。
どんぶりに、ものすごいボリュームで沈んでいるあんの味も
カツオ節だしがきいているし、うどんのこし・硬さもほどよい。
残念なのはあんと、しいたけの迫力で
他の具材の存在感が非常に薄いことだ。
朝からものすごい勢いで活動して矢鱈に腹が空いているので、
苦手なあんもなんのその、すいすいお腹に入ってしまう。
これ980円は安いかも。
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翼果楼「焼鯖そうめん」