江戸時代のカツオの食べ方を再現したもの。ボクは江戸時代のカツオの食べ方の主流はあぶる(今で言う土佐造り)となますだと思うので、『浮世絵に見る江戸の食卓』(林綾野 美術出版社)にあったものをそのまま再現してみた。
使うものは塩と酢だけ。たぶん、薬味はねぎだけだったろう。走りのみょうがを使ったかどうかは初鰹の卯の花月(旧暦の4月)を考えると、蛇足であったなと後悔した。
カツオの味わいはしっかり楽しめる上にあっさりした酢の効果で後味がいい。これは佳肴である。
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千葉県鴨川のわらさ(ブリの若魚)
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