勝浦市内、朝市のある下本町の遠見岬神社入り口そばにある。店は間口二間あるかないかで、非常に古くて狭い。勝浦にはクロダイ釣りに通っていたのだが、その当時(1970年代)から同じ建物であった。
朝市に店を出すオカアサン達にラーメン(中華そば)を配達していたので、教えてもらったと記憶する。朝市のオカアサン達が食べるくらいだから、当然、この店の普通のラーメンは美味しい。
丼物と麺類のいたって普通の食堂であったはず。サザエ丼やアワビ丼などもあるが、これは近年になって作り始めたものだと思うが確かめていない。
千葉県勝浦市は「タンタン麺」は歴史があり、味もいいということで最近よくテレビなどで見かける。ボクの場合、かなり当地に通っていたつもりだが知らなかった。いちばんよく通っていたのが、1970年代後半から1980年代前半だが、食堂などに入っても品書きにはなかった気がする。
個人的にB-1グランプリがあまり好きではないので、どこかしらいかがわしく感じるが、味はとてもいい。。
しょうゆ味のラーメンをベースにしているのだろう。そこに玉ねぎと挽肉を炒めて、大量のラー油を加えてをのせる。『いしい』のものは生の玉ねぎ、いりごまを加えているが、これもなかなかいいと思う。かなりの辛さで、まだ早朝というのに完食。
この店はいつも朝ご飯を食べるところなので、やはりラーメンの方がよかったかも。タンタン麺は昼飯向きだとも思い知る。
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