魚屋出会い旅: 2006年5月アーカイブ

 慌ただしいというよりも落ち着かない日々を暮らしている。木曜日には内視鏡検査で大腸のポリープを切除。金曜日には胃の内視鏡検査を受けなければならない。と言うことは明日からほとんど絶食状況になるのであって、出来ればうまい夕食でも食いたいと思えども家族の反応はいたって冷淡。まったくとりつく暇もない。
 そんな夕方、思いついて八王子小宮の「スーパーイシカワ」まで行ってみる。午後4時過ぎの刺身のケースはすでに満杯状況。奥から石川榮次さんがあと一カ所開いているかななんて出してきたのが真つぶ(エゾボラ)の刺身。これだっ、と真つぶとカツオの刺身を買って、とぼとぼと帰宅。7時近くまで画像の整理にかかる。

 夕食はマサバのいり焼き、カツオと真つぶの刺身。あとはなし。何しろ夕食に家族は不在。いつ帰るともわからない。太郎とふたりで寂しく、そしていい加減な夕食の用意をする。
 マサバのいちばん悪い時期にどうしてマサバなのかと思われるかも知れない。これはマサバの子(卵巣)が欲しかったため。味コンテンツにマサバの卵巣は欠かせない。当然、身にうまみはなく、しかたなく万能料理である「いり焼き」にしたのだ。いり焼きの材料はサバと玉ねぎ。玉ねぎがなかったら白ネギでもいいかというと否である。いり焼きは玉ねぎなくして成り立たない。またマサバの他にサワラ、メダイでもうまい。

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「スーパーイシカワ」の真つぶ(エゾボラ)には貝殻がついている。真つぶの刺身に貝殻がないというのも情けない。これで480円

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カツオの刺身は400円

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いり焼きはご飯にもあうのだ。


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