小振りだけど、見事な天然のマボヤをみつけた。
「産地どこ?」
「箱入れ替えたからわかんなくなっちまった」
青森県か、岩手県あたりだろう。
2個200円で買って買える。
実は買って帰るとすぐに料理(食べられる状態)にしてしまう。
ようするに殻から取り出して、マボヤが含んでいる海水に切って漬け込んでおくだけ。
深夜帰宅して、これで軽く一合。
というのが、いいのだよ。
小皿にとるだけなのだから、簡単しごく。
味付けは少量の塩と海老名の海老さんにいただいた柚。
個人的な意見だがマボヤにしょうゆは合わない。
マボヤの苦み渋みが、まことにさわやかだ。
やや甘口の近所のコンビニで買ったワンカップがうまいね。
酒を含むとマボヤの甘みがフンワリと浮き立ってくる。
この加賀鳶、石川県に旅しても決して手を出さない酒だけど、意外に面白い酒かも知れぬ。
マボヤの食べ方
1 岩などにくっついている方を切る。海水が出てくるのでボウルなどに受ける。
2 中の黒い部分などを取り、筋肉を刻む。
3 これをマボヤ自体から出た水分に漬け込む。この時点で味を見て、少量の塩を足してもいい。
後は冷蔵庫などで保存する。
ぼうずコンニャクの市場魚貝類図鑑、マボヤへ
http://www.zukan-bouz.com/sonota/hoya/maboya.html
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