干物図鑑・干もの日和: 2013年12月アーカイブ

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高知市横浜の永野昌枝さん・廣さんからニギスの丸干しが届いた。

干し加減、塩加減抜群。

卵を持っていて、美味しさ抜群なのである。

合わせる酒は、今回は土佐鶴にするかな、なんて「特別純米」をあける。

一緒に入っていた目光(アオメエソ)とともに頂いたら、

暮れの慌ただしさも忘れた。

永野さん、ありがとうございました。

今年もお世話になりました。

来年もよろしくお願いします。

 

土佐の廣丸

http://www.k5.dion.ne.jp/~tokusan/


ぼうずコンニャクの市場魚貝類図鑑へ
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岩手県上閉伊郡大槌町は『たかのり海産』佐々木さんとのつながりで

震災後いち早く行かなければならない、と思っていたのが、

遅れに遅れ、やっとこの12月にそれがかなった。

遅ればせながら実見した、その震災の爪痕は深く、

そして生々しいもので大いに感じるところがあり、

たいして動いてもいないのにボクを疲労困憊させた。

 

そのへとへとに疲れた心と体を大いに癒やしてくれたのが

大槌の人たちと、海産物のうまさである。

『たかのり海産』の新巻鮭の丁寧な作り、

美味であることはなんども書いたが、

他にも美味な加工品を作り出している水産物加工の店がたくさんあった。

今回は大槌町の海産物加工の多士済々振りを紹介したい。


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『越田鮮魚店』ではいろいろ買い求めて、どれも美味であったが、

なかでもカタクチイワシの丸干しがとりわけ美味であった。

当地の名旅館『宝来館』の朝ご飯がおいしかったことは書いたが、

実はそのメインであったのがカタクチイワシの丸干し。

このカタクチイワシの丸干しを作ったのが越田鮮魚店なのである。

 

絶妙なる塩加減、カタクチイワシのうま味、

そして表現しようのない「?」というか、プラスアルファー。

この「?」は新巻鮭を漬け込むときの「しょっつる」なのかも知れない。

尾を引くうまさというのだろうか、帰宅後のご飯の友として大活躍。

また取り寄せでも致そうかと考えている。

 

ちなみに越田鮮魚店で買い求めた海産加工品は総て美味であった。

 

越田鮮魚店 岩手県上閉伊郡大槌町大槌15地割46-36


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