八王子綜合卸売協同組合『マル幸』の前を歩いていたら、「それなーに?」とクマゴロウ。
なんだなんだ、とのぞき込んだらアラスカメヌケだった。
クマゴロウに説明するに、
「アラスカメヌケっていうんだけど、一般的には赤魚(アカウオ)だね。そら、粕漬けとかになっているやつ」
「わかるわかる」
「わかってないだろ。これうまいんだぞ」
うまそうなので1本500円で購入。
今回のものは青森県八戸産『宇部商店』から来た荷である。
アラスカメヌケはとても味のいい魚なのだ。
多く脂ものっているし、身質はウスメバルにも似ている。
宮城県以北に生息するのだけど、このところの円高で輸入水産物が多くなり、加工原料の値段も落ちてきている。
普通、粕漬けや切り身加工されるアラスカメヌケも鮮魚出荷して、なんとか漁価を上げようとしているのだろう。
こんなところにも世相が現れている。
2008年3月10日
ぼうずコンニャクの市場魚貝類図鑑、アラスカメヌケへ
http://www.zukan-bouz.com/kasago/mebaru/arasukamenuke.html
ぼうずコンニャクの市場魚貝類図鑑(いちばぎょかいるいずかん)へ
http://www.zukan-bouz.com/
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