魚貝類発見記: 2009年8月アーカイブ

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築地場内『片岡』という店にポツンとヌマガレイがあった。
締めているところを見ると活けものらしい。
「これおいくらですか?」
「どれだい。ああ、これか。二百円でいいよ」
ポンポンと小気味よく袋に入れてくれて、ほいときた。
まことに『片岡』さんには感謝。
ヌマガレイは北海道なんかではありふれたものだけど、関東にくることはあまりない。

ヌマガレイは別名「カワガレイ」。
川と沼とつくのは淡水域まで上ってしまうカレイだからだ。
目の神経を二度も交差させて、ヒラメのように目が左、カレイなのに川でとれるなんて変わり者だね。

活けものらしいので、刺身に、唐揚げにして食べて、久しぶりにヌマガレイの味をチェックした。
そんなにうまいもんじゃないけど、上品と言えば上品なカレイだ。
ようするに旨味に乏しい。
刺身よりも唐揚げの方がうまかた。

ぼうずコンニャクの市場魚貝類図鑑、ヌマガレイへ
http://www.zukan-bouz.com/karei/karei02/numagarei.html
ぼうずコンニャクの市場魚貝類図鑑へ
http://www.zukan-bouz.com/index.html


ぼうずコンニャクの市場魚貝類図鑑へ
http://www.zukan-bouz.com/

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北海道稚内から荷がくることは非常に少ない。
稀にやってくると発見多々。
稚内の業者さんと知り合いになりたいとかねがね思っている。
でも業者名が「口へんに行」。
読めない。
残念だな!

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今回の巻貝はたぶんウネエゾボラがうれしい発見。
カラフトエゾボラにチジミエゾボラで3種。
フジイロエゾボラを探しているので、空振りではないがかすった感じ。

なんとかオホーツクのエゾバイ類、巻貝などを手に入れたい日々なのであった。

市場魚貝類図鑑のカラフトエゾボラへ
http://www.zukan-bouz.com/makigai/ezobai/ezobora/karafutoezobora.html
市場魚貝類図鑑のチヂミエゾボラへ
http://www.zukan-bouz.com/makigai/ezobai/ezobora/tidimiezobora.html
ぼうずコンニャクの市場魚貝類図鑑へ
http://www.zukan-bouz.com/index.html


ぼうずコンニャクの市場魚貝類図鑑へ
http://www.zukan-bouz.com/

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先月行ってきたばかりの北海道白老虎杖浜、宮森水産からトクビレの雄雌混じりがやってきた。
これが大小混じりで、しかも全体に見ると小さめなので安い。
しかも鮮度が抜群にいい。
これを東京都大田市場大都魚類に送ったのが、宮森水産の武田さんだ。
出荷している模様を見学しているので、関東に届いた荷を目の当たりにすると、ついつい買ってしまう。

雄雌4本買い求めて、お昼ご飯に子まぶり、肝和えにして食べた。
トクビレはやっぱり小さくてもうまい。

さて、ここで「八角とトクビレの雌」という表現をさせてもらった。
実を言うと「八角」とは雄だけの呼び名で、雌は別物だという人がいる。
関東ではこのように混じりで来ると総て「八角」となる。
ボクが考えるに、雌を「八角」といってもいいんじゃないかな?
おいしいんだから。

さて、子まぶり、肝和えは非常にうまかった。
肝和えにはからしを合わせたが、これが大正解だった。
ご飯に合うのだ。

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子まぶり、肝和え
1 トクビレを三枚に下ろす。ウロコは取れないし、取らない。ただ三枚に大名おろし。
2 肝と卵巣を取り出し、卵はから煎り、肝はゆでてすり鉢でみりん、しょうゆと合わせておく。
3 やや細長く切った身を、卵、肝しょうゆと和える。

市場魚貝類図鑑のトクビレへ
http://www.zukan-bouz.com/kasago/tokubire/tokubire.html
ぼうずコンニャクの市場魚貝類図鑑へ
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ぼうずコンニャクの市場魚貝類図鑑へ
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