島根県庁で会議の準備に追われていた。
そんなとき、4月まで隠岐勤務であったルーさんが、
「隠岐から“しいしび”持ってきてるんで見ませんか?」
と呼びに来た。
松江で隠岐の産物を売る展示会があったようで、残ったものを見せに来たらしい。
また、普通、隠岐の方がわざわざ県庁を訪ねてくることってあるんだろうか、と鑑みるに、どうやらルーさんの人徳もあるようだ。
さて、見せてもらった“しいしび”とはスルメイカの一夜干しのことであった。
隠岐近海でとれたもので、それはそれは立派なもの。
これを1枚500円で売っているという。
特別にわけてもらい、帰宅後に酒の肴に焼く。
このスルメの一夜干しに目がないのは子供達。
焼けるそばから食べて、もっとくれという。
結局大きなスルメイカ2枚とも焼いて食べたのだが、驚いたのは塩味だけなのに甘みが強いし、風味がいい。
不思議なくらいに柔らかい。
これはスルメイカが生かっている内に作られたためだろう。
“しいしび”は正しく名品の誉れ高い。
島根に来たら、おすすめしたいお土産のひとつだ。
海の駅 松島
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ぼうずコンニャクの市場魚貝類図鑑、スルメイカへ
http://www.zukan-bouz.com/nanntai/tutuika/surumeika.html
ぼうずコンニャクの市場魚貝類図鑑(いちばぎょかいるいずかん)へ
http://www.zukan-bouz.com/
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