東京に出てきてまず驚いたのが、いなり寿司を和菓子屋で売っていること。そして「稲荷ずし」=「きつねずし」というのは知っていたものの、形が故郷とあまりに違っていたことにも驚かされた。これはどうも豆腐の形からくるようである。東京の俵型の稲荷ずしは豆腐が長方形であるため。四国の、きつねずしが三角で切り口が開いているのは真四角の豆腐から油揚げを作るためだ。
中の具には薬師神かまぼこのじゃこ天が入っている。また長方形の油揚げを無理矢理に三角形に切ったので形がいびつになってしまった。
さて「きつねずし三角型」の地域、「稲荷ずし俵型」の地域はいかに分かれるのだろうか?
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