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大阪にくると探すものがあって、昆布巻きもそのひとつ。
国内の文化圏に関西と関東という対比が存在する。
これに蝦夷(北海道)、日本海、東北などもあり、当然、四国、九州なども文化圏といえそうだが、関西関東ほどにくっきり二分するものではない。
関西にあって、関東にないものを探していて、行き当たったものが昆布巻きなのだ。
昆布自体が西高東低のもの。
蝦夷(北海道)に多く産するもので、これが日本海側を回り、瀬戸内海を経て、難波の地まで送られていた。
大阪は昆布文化の中心地であったのだ。
当然、昆布を使った料理も多く、なかでも昆布巻きは庶民の暮らしにまで深く根ざしていたもの。
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だからだろう。
大阪の街を歩いていて、惣菜を売る店には必ず昆布巻きがある。
今回の城東市場歩きでも、ちゃんとお総菜屋さんには昆布巻き。
なんだか感激して、買い込んで来た。
市場内、餅菓子屋さん隣の総菜店なれども店名を失念。
名はしらねども、このニシンの昆布巻きがうまかったのだ。
甘すぎず、あっさりして、それなのにご飯にもあう。
大阪の街歩きにには昆布巻きがつきものなのだ。
さて、こんど大阪にいったらどこで昆布巻きを買うべきか。
城東市場 大阪府大阪市城東区今福西1の10の1
ぼうずコンニャクの市場魚貝類図鑑、ニシンへ
http://www.zukan-bouz.com/nisin/nisin.html
ぼうずコンニャクの市場魚貝類図鑑(いちばぎょかいるいずかん)へ
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