3月10日
朝ご飯はホテルで。この「グリーンヒルホテル明石」の
朝ご飯はなかなかおいしい。
魚の棚などを見ながら10時過ぎに明石浦漁協へ。
ここで名物の競りを見る。
海に向かって立ち、右手に漁師さんがいる。
競りが始まると魚をベルトコンベアーにのせる。
魚は総て生きている。はねている。
若い競り人が台をタンタンと叩きながら、
仲卸の競り値を上げていく。
1つ当たりの競りは2〜3秒。
あっという間なのだけど、その競りに流れているカサゴが、
チヌがふっくらと太っている。
まだ早いがオコゼ(オニオコゼ)がうまそうだ。
重さの表示はなく、重さを聞く人は皆無。
競り場にいる人の年齢が他の産地に比べて若いのは、明石の実力とみた。
明石の魚が日本一の評価を得ているのは
海がよいからだけではなく、
漁の後の魚の扱いにあり、そう思うのである。
ああ、早くこの明石の魚が食いたい。
ぼうずコンニャクの市場魚貝類図鑑へ
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