だんだん肌寒を通り越して、街に枯葉舞、そろそろ冬到来を思わせる候となってきた。
そんなとき八王子綜合卸売協同組合『やまぎし』で見つけたのが「三番叟」、すなわちイシダイの若魚である。体長17センチしかないが、「三番叟」も季節を感じさせる魚なので買ってみる。一緒に入っていたカイワリともども100グラムあたり80円で200円ちょうどの支払。
これを帰り着いて刺身につくる。やはり思った以上に脂がのっている。
イシダイというのは不思議な魚で小さくても味がいい。とくに寒い時期の小型魚は親よりうまいんじゃないかと思うほどだ。
そしてその小振りのイシダイに脂ののりを感じると冬だなと感じる。
残念ながら真昼の刺身、これで酒ともなるまい。ただただ刺身として食べて美味だと感じただけ。けだし忙しい日々は嫌だねー。
ぼうずコンニャクの市場魚貝類図鑑、イシダイへ
http://www.zukan-bouz.com/suzuki/isidai/isidai.html
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