まずは前回書き足りなかったことを、追加する。
骨切りは、一寸を24に切ると言うくらいに細かく身を切る。
でも骨切りしながら、5つ6つ切って、一口大に切り離すのが本当のやりかただ。
5つ6つ切って切り離したい。
が、なかなか難しい。
骨切りはリズムが総てだろう。
一定のリズムを刻むことで、常に包丁はまっすぐ正面に。
刻み幅も一定となる。
ここで1、2、3、4、5、切り離す、1、2、3、4、5、切り離すと、最後に少しだけ長い間があくと、もう包丁が曲がり、刻み幅が均一ではなくなってしまう。
仕方がなく、全部骨切りして、後から2、3センチ幅に切り離している。
今回のできを採点すると58点くらいだろうか?
ようするに赤点をとったことになる。
「もうすぐ及第点だろう」
と思われるかもしれないが、実はこの後の2点が難しい。
たぶん58点くらいまでは誰でも出来るが、そこを越えるのが難しい!
それこそ一日一ハモで不器用なボクなどやっとってところだ。
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