水産会社、加工品図鑑: 2007年11月アーカイブ

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 この「どんちっち鰈入カレー」だけど少々困ったことに販売元とか製造元が裏面から読みとれない。ボクは一般人だからこれが気に掛かる『香住屋』なんだろうか? 大きく書かれた「島根さんれい」なんだろうか? はたまた「島根商品開発委員会」なんだろうか?
 こう言うの商品を買った人への情報の伝え方がヘタクソだな。いろんな組織が組み合わさるとややこしくてかなわん。またあまりにパッケージに凝りすぎて商品名がわかりづらい。このようなパッケージはプロの目から見るとなおのことヘタクソと感じるのだ。
 たぶん買い求めた人がもう一度買うとき「カレイの入ったカレー、なんて名前だったんだろう」と迷うはず。ネットでも調べづらい。
 またこの定価は400円でいいのだろうか? 日本橋の「しまね館」では530円だったように憶えている。値段をネットで調べ直そうと思ったら「島根観光物産館」のコンテンツの作り方があまりにもヘタクソでぜんぜん探せない。これは気が短いボクだからだろうね。もっと時間をかけて調べればいいんだろうか?
 もしもボクが商品名を作るとしたら「“浜田どんちっち“『カレイカレー』」とか単純にやる。またどこかに「浜田市名物」という言葉を入れる。
 すなわち単純に商品名は「カレイカレー」だ。長年デザインに感心がある身にとっては見た目の単純さが不可欠だと思うようになってきているのだけど、間違いだろうか?
 あと主夫としては1人前400円であったとしても普段食べるには高い。例えば日本橋室町から神田駅にかけては安い飯屋が目白押しで立ち食いそばで食べるカレーは、ボクの記憶が正しければ素カレーで400円からカツがのって500円也だ。これをレトルトでしかもお昼に食べるとしたら高価にすぎるだろう? たぶん島根の地元の方にも愛好されないはず。なぜなら大手のレトルトカレーが最近では非常にうまいからだ。もしも値段を考えるとしたらパッケージにある程度の高級感と、遊びを共有させるべきだ。
 じゃあ400円でも530円でも「どんちっち鰈入カレー」が高いかというとそんなことはない。でもこのパッケージがあまりに遊びが過ぎて「お安く思える」ということだ。後々書くけど、このカレー、なかなか面白いし、味がいい。

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 と言うことで「どんちっち鰈入カレー」を食べてみる。まずはパッケージから「干かれい日本一」という浜田市のことを知るのもうれしいな。でも「カレイの干物」という感覚はあるけど「干かれい」となると今時の語感からするとどうだろう。
 とにかく期待をして熱湯にカレイのパック、レトルトを放り込む。そして説明書きがこぼれ出てきたのでそれを読む。ここに“焦げ目”を嫌がる今時のバカな人々がいるというのを知って愕然とする。“焦げ目”にはうまそうに感じて欲しいな。
 さて4分たったらご飯の上にまず「笹かれい(ヤナギムシガレイ)」をのせて、その上からルーをかけろと書いてある。この通りやって、すぐに「しまったー」、と感じた。出来上がりがただのカレーにしか見えないのだ。このカレイの干物をカレーにつけ加えるという面白い発想が半減する。これはやはりルーの上に干物だろう。

 出来上がりを、お昼ご飯として食べてみる。これがなかなかいい味だと思う。もっと辛い方が好きではあるが、辛さは万人向きであるし、またカレー自体が良くできている。そして問題の「笹かれい」の味わいも楽しめるのだ。

 さて、この「どんちっち鰈入カレー」は値段からしてもパッケージからしてもお土産ねらいだろうな? とすると充分に面白い。また味がいいので、また食べてみたいと思う向きも少なくないと感じられる。

しまねブランド推進課
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ヤマトシジミさんの『おいしいってなんだろね?ブログ』
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