水産会社、加工品図鑑: 2009年6月アーカイブ

 地方に行くと必ず立ち寄るのがスーパーマーケットだ。
 あくまでも「スーパー」ではなく「スーパーマーケット」なので悪しからず。
 この両者の違いは「スーパー」は全国展開のチェーン店舗、「スーパーマーケット」は地元系と、ボクが勝手に決めている呼び分けなので、変に追求しないように。
 さて、尾鷲市のスーパー「サンバード」もなかなか楽しかった。
 なによりも鮮魚、水産加工品が充実している。
 同行したやがらさんなど、途中にあった道の駅で売られているものと同じなのに「半額だよ、半額」なんて目の色が変わってた。
 そこで地味なんだけど、惹かれるものが「シイラミリン」と書かれた「シイラのみりん漬け」だ。

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 手にとってカゴに入れるには理由が必要となるのだけど、この「シイラミリン」には本当にみりんが使われている。
 当たり前だろ、と思われる人は水産加工の素人だ。
 「みりん漬け」とか「みりん干し」とか「桜干し」なんて加工品はあくまでも商品名なのであって、商品の原材料を正確に表すものではない。
 「みりん○○」の多くが砂糖とか水飴を使って甘みを出している。
 しかも「シイラミリン」の裏面の原材料をもっと詳しく見ていくとシイラは尾鷲産というのがいい。
 この朝、大量に水揚げされるシイラを見ているので、これだけもスンゴイ魅力を感じてしまう。
 旅人の理想は港で水揚げを見て、水揚げされた魚を即食べられる、実際に買って帰れるということなのだ。

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 買って帰ったら味の方もなかなかよかったのだ。
 みりんを使うと硬くなりがちなのだが、しっとり柔らかいし、甘さが控えめなのがこれまたいい。
 スーパーマーケットで格安で買ったのに、これほど上物であるというのが、またうれしい。

 こんなささやかなことだけど、旅人の熊野感というか東紀州感というのは、こんなものでよくなるのだ。

岩田昭人さんの「一日一魚」
http://www.pref.mie.jp/OKENMIN/HP/ichigyo/
ぼうずコンニャクの市場魚貝類図鑑、シイラへ
http://www.zukan-bouz.com/suzuki3/sonota/sira.html
ぼうずコンニャクの市場魚貝類図鑑(いちばぎょかいるいずかん)へ
http://www.zukan-bouz.com/


ぼうずコンニャクの市場魚貝類図鑑へ
http://www.zukan-bouz.com/

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 徳島県人は竹輪好き。
 なぜなら子供の頃から竹輪をおやつ代わりに食べているから。
 名物の竹の棒に巻きついた鄙びた竹輪とか、刻んでうどんに入れる竹輪とか。
 ほんまに竹輪はうまいよな。
 でも気に入らないのが関東のちまちました生食用の竹輪。
 これじゃ、竹輪のよさがどこにもない。
 もっと素朴で、味のいい竹輪が食べたい。

 そんな日々のなかで銀座にある熊本県のアンテナショップで見つけたのが、日奈久竹輪というもの。
 日奈久とは地名であって、熊本県八代市というからには前に見えるは八代海。
 エソやグチ(ニベ科)なんかが豊富にとれるところだ。
 5本入りのパッケージにも味がある。
 しかも1本100円というのがうれしい。

 さて、5本丸ごと皿に盛り食卓に。
 丸かじりした竹輪の甘みが控えめで、なかなか魚らしい風味があっていい。
 竹輪としては軽い味わいなので、いくらでも食べられるという感じだ。

 竹輪好きが日奈久竹輪発見2009年6月9日とでも書いておきますか。

2009年6月9日
日奈久竹輪今田屋
http://www.hinaguchikuwa.co.jp/
ぼうずコンニャクの市場魚貝類図鑑(いちばぎょかいるいずかん)へ
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