水産会社、加工品図鑑: 2005年11月アーカイブ

 スケトウダラの棒だらを煮たもの。東北とは思えない控えめな甘さで棒鱈の風味が生きている。また口に入れたときのホロっとした食感も素晴らしい。ただそのまま食べるのではなく電子レンジで軽く暖めるとなおうまい。酒の肴に、ご飯のおかずにおすすめ。

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さとう食品 山形県米沢市木場町1-7


ぼうずコンニャクの市場魚貝類図鑑へ
http://www.zukan-bouz.com/

 コケビラメは底引きなどでとれるもの。ほとんどの地域で利用されていない魚である。これはあまりとれないためもあるが、利用法を編み出せないためでもある。そんなコケビラメを瀬戸内海の「でべら」のように干しあげたのがこれ。
 これは福岡県福岡市の大和水産のものなのだけれど、まことに見事な一品。酒飲みにはたまらない味わいを持っていて、日本酒に焼酎になんでもコイの危ない肴とあいなってしまっている。軽くあぶると、限りなく食べてしまうぞ、こまったな!

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福岡市の大和水産
http://www.fukunet.or.jp/member/daiwa/#E
市場魚貝類図鑑のコケビラメのページへ
http://www.zukan-bouz.com/karei/kokebirame/kokebirame.html


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 沼津の底引き網も解禁となって2ヶ月。そろそろトロールの船も多くなり、ますます水揚げが増えてくる。なかでも宝石のようなのが「あぶらごそ」、ヒウチダイなのだ。この魚を日本で唯一、干物に作っているのが、カネマル笹市。そろそろ「あぶらごそ」の信じられない美味を楽しみたい。さて、11月はいかがなものか?

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カネマル笹市のサイトへは
http://www.kanemarusasaichi.co.jp/index.html

市場魚貝類図鑑のヒウチダイのページには
http://www.zukan-bouz.com/kinmedai/hiutidai.html


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