昨日夜、鹿児島県笠沙の、わかしおさんから荒天が続いていたというメールをいただいた。今年は東京湾内房でもうさぎの跳ぶ日が多く、漁も例年より少ないと聞いている。また沼津でも同様だとしたら日本中おしなべて魚が少ないということか?
八王子魚市場、荷は久しぶりに充実している。小振りだが素晴らしいサワラ、島根県浜田からブリ、根室からなめた(ババガレイ)、小柴からなかずみ(コノシロ)。
市場内『海老辰』には茨城県日立市久慈浜港からメスのベニズワイガニ。珍しいので1ぱい150円を4。
ベニズワイは近年、丸のままで見るより、むき身で見る機会が多い。また意外にメスは少ない
八王子総合卸売協同組合、『丸幸水産』には生本ま(クロマグロ)、博多からイボダイ、小だるま(ケンサキイカの子供)、シラウオにうまそうな小柱(バカガイの貝柱)、シバエビ。久しぶりにトゲクリガニが来ていてクマゴロウに聞くと松川浦(福島県相馬市)だという。1ぱい200円なので2購入。市場を見ていると石狩湾厚田「上山貴彦」という個人名でデカイ腹太のニシン。
『十一屋ジャパン』で漬物を見ていると元本郷の「鮨忠」若だんなが通りかかり、「オレ漬物つけるてるんだよね」と呟く。白菜を漬けて水が上がったところだという。元本郷「鮨忠」は毎日のように親子で仕入れに来る。出来上がった漬物をもらう約束をする。
八王子綜合卸売センター、『高野水産』に鹿児島県阿久根市からタテフエダイ。「やっぱり“たかさご”買った」とスーパーイシカワ、石川さんに声をかけられる。箱には「たかさご」とあった模様。これはキロ/1000円で1.4キロを確保。
ダウンを着ていると暑くて、クルマに乗り込んで脱ぐや汗みずくだ。
ぼうずコンニャクの市場魚貝類図鑑へ
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