お魚三昧日記: 2012年9月アーカイブ

朝方というかまだ深夜、ラジオを消していることを思い出して、

ベッドのなかで「つけるべきか悩む」。

日曜日の朝は、なぎら健壱のフォークの歴史などがあったはずで、

結局ラジオはやめて高村薫を読みながらもう一度眠る。


7時に起きて、すぐにデータ整理。

ドリームウィーバーと、ライトルームを

ダウンロードしたのだけど、まだ手をつけられない。

9時半までひたすら原稿書き。


朝食は子供の頃の「おみーさん」を再現する。

「おみ」、「おみーさん」とは関西、四国などでの雑炊のこと。

だいたい雑炊、おかゆなどの区別がはっきりせず、

呼び名もいろいろであるのだけど、

たとえば子供の頃、東京に出た経験のある

父・藤原公司は「おじや」といい。

明治生まれ、

美馬郡美馬町(現美馬市)の旧家で育ち

徳島県美馬郡貞光町(現つるぎ町)に嫁いだ

祖母・臼井おこのは「おみーさん」だった。

関西、四国ではいろんなものに「さん」をつける。

太陽は「おひーさん」となる。

再現したのは初秋らしくナスのみそ汁に冷やご飯を入れたもの。

上品に作りすぎたと少々反省。


正午までは原稿を書き、1時にカマス飯を作り撮影。

1時半満腹になったら眠くなりベッドで『レディージョーカー』読了。

続いて奥田英朗の『無理』。


午後4時過ぎまで『つり丸』の原稿書き。

あらかた書き終わって、外に出る。


akihagatakane.jpg


今年始めてアキアカネを確認。

多摩大通りに出て南下。

トンネル手前に早稲田実業王貞治記念グランドなるものを発見。

知らなかったな。


oooooosadadahao.jpg


下町で梅割などを飲んでいると、店内はまず間違いなく巨人ファンで、

王貞治の話がどこかしらでわき起こる。

そういえば長い間、立石や住吉などを無駄歩きしたいないな。


町田街道に出て、京王線の高架を目印に橋本まで歩く。

山あり谷ありで橋本駅には6時前に着く。

どこかで焼鶏に生ビールといきたいと思ったが、入りたい店は皆無。

寂しい町だね。


hasimotootototot.jpg


駅前のイオンがこれまた非常に低級。

ろくなものがない。

あまりの空腹に駅の立ち食いそばできつねそば。


京王線で南大沢へ。

自宅到着は6時半過ぎ。

写真画像貸し出しの返事。

原稿の送信。

気がついたら『ララクラシック』の時間なので

カマスのオクラ和え、イオンで買ったバターの風味の強いコロッケを2個を肴に

オールフリー、日本酒を1ぱい。

レ ヴァン フランセーズっていいな。


ハモとなすのたきものを作り撮影。

秋なすのおいしさを堪能。

11時過ぎになり、眠くなる。


ぼうずコンニャクの市場魚貝類図鑑へ
http://www.zukan-bouz.com/

このところばたばたしている。

寝過ごして、とにかく飛び出して、車で市場に。

市場の郵便ポストに保険の封筒を投げ込み『市場寿司 たか』へ。

店内にはだれもいないので、蒸しアワビを置き、『高野水産』までとぼとぼ歩く。


8時過ぎ、まだ来ていないので、

『やまぎし』、『マルコウ』の店先をざっと見てフルーツの『恒川』へ。

秋姫400円というすももを見つけて買う。

触った感じが硬くてうまそう。


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『高野水産』でマダコ1尾、ウルメイワシ2本、マダラ白子少々。

総市水産部でワラサ3キロを1尾。

『やまぎし』でヒラメ4分の1。


朝ご飯は神定まで走るが今日も休みなので、

『恒川野菜部』でキュウリを三本180円を買って『市場寿司 たか』で河童巻き2本。

たかさん、「二本でいいのか?」、「いいんだ。我慢我慢、がんばるぞ!」。

アワビなどの握りを持ち帰る。

帰り際『ビックリや』でトウモロコシ5本。


帰宅後、アワビの握り、アワビつのわたの軍艦、ウルメイワシの生を撮影して食べる。

外房産ウルメイワシがめちゃくちゃにうまい。

ちなみにこの「めちゃくちゃ」はあちゃこ風。

部屋の片付けをして、ワラサの撮影。

撮影中はずーっとローズマリー・クルーニー。



マダコのぬめりをとって水分を飛ばすために冷蔵庫へ。

この時点ですでに正午を回っている。

塩ゆでにしたトウモロコシを1本、月寒あんパンを1個。

しかし最近のトウモロコシは甘いな。

そういえばよく旅番組などでタレントが、トウモロコシが甘くておいしい、な

んて言うのをよく見かける。

本当のトウモロコシの本当のうまさを知らんのか台本を読んでいるだけなのか。

大バカものめ! なんて思う。

秋姫がすこぶるつきにうまい。

やっぱり硬い果物はうまい。


12時半『市場寿司 たか』へ。

9月になったというのに猛烈に暑い。

そういえば、「猛烈」はボクの口癖らしい。

「モーレツ」とカタカナで書くと、なぜ? なのかわかる人はわかる。


1時前、店に着くとお客が4〜5人。

持ち帰りもあり忙しそう。

ワラサを渡し、ウルメイワシのあぶりの握りを作ってもらう。

市場の前のディスカウント酒屋で「一ノ蔵無鑑査」、

「浦霞純米」、オールフリー500ミリリットル24本、

バランタインファインネスト1本買う。

ちなみにお金がないとき酒はまとめ買いに限る。


帰宅して握りの撮影。

画像整理しながら時計を見ると2時半。

午前7時半からここまでぶっ通しで動いている。

ベッドに倒れ込んで高村薫を読むまもなくウトウト1時間少々。

4時前から原稿書き。

6時に近所の三徳へ。

小田原牧屋さんの水カマスの開き、サラダ、香川県の醤油豆、ニラ、

もやし、フルーツグラノーラ、牛乳、めかぶ。

帰宅後贈呈本の『日経 おとなのOFF』の「漢字に親しむ」という特集をぱらぱら読む。

散漫な読み方でも、この特集はおもしろい。



帰宅後8時まで原稿書き。

マダラ白子、コリンキー、シシトウの天ぷら、皮付きスルメイカともやし、ニラの炒め物、醤油豆、オールフリー。

料理はすべて撮影。

ヒラメの昆布締めを作る。


sakurasahanaki.jpg


ウルメイワシの炙り、タコの桜煮で一ノ蔵無鑑査。

あと何本原稿を書けるのだろう。


なんて思っていたら、テレビのペリカン文書を魔が差したのか見はじめ。

あまりのおもしろさに全部見てしまう。

これじゃあ、寝るのは4時近くになりそう。

ジュリア・ロバートの魅力のせいもあるが、バカだね我は。


ぼうずコンニャクの市場魚貝類図鑑へ
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