翌16日は久しぶりに午前6時過ぎまで眠る。
旅館で朝食というのもめったにないこと。
そのまま石見銀山までクルマで。
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石見銀山の観光客はどれくらいいるのだろう。落としていくお金は年々少なくなっているという
海岸から銀山までの距離を知る。
浜田市で浜田水産事務所、浜田市と会議。
昼食を挟んで、午後は浜田に水産会社を見学する。
夕方、島根水産技術センター。
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島根水産技術センターには未利用の魚を教わりにいくはずだった。でもこの光景に出くわすと正常な気分でいられない
漁業生産部長の由木さんとお話しするはずが、底曳網のゴミ(不要なもの)の整理をしているのに出くわし、仕事を完全に忘れる。
夜、浜田市の有志と酒を飲む。
翌17日は浜田港の朝競りを見て、「めさまし」で朝ご飯。
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定置網の水揚げを見ていたら思わぬ人に再会した。さてその人の名は?
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浜田魚市場前の魚商マーケット(通称)は日本でもっともいい魚が見つかるところ
魚商マーケット(ここは本当に素晴らしい)で無闇やたらに魚を買う。
●注/島根県の水産物を買うことも仕事であるような気がする。自由に買えなくなってきている。島根の水産振興が頭から離れない。
そして松江に向かう。
松江『大鯛寿司』で30分間食事。
午後から水産課の会議。
この会議に悪戦苦闘する。
真剣勝負を挑んでいるのだけど、県職員の方達、柳のように受け流していく。
夕方、岡山へ向かう。
大阪を目差すか、倉敷の武内家を目差すか悩んだが、それ以前にボクに体力が残っていない。
疲れ果てて岡山駅前ユニバーサルホテルに向かう。
ここで名前にだまされたことに気づく。
このホテル、駅から歩くと10以上かかる。
疲れているのでこんなことに腹が立ってならない。
少しホテル周辺を歩くが、めぼしい店がない。
ローソンで水と食物を買い、ホテルに帰りダウン。
翌18日早朝に岡山中央市場にタクシーで向かう。
ここで大きな誤算。
そんなに遠くないと思っていたら、なんと料金が2300円なり。
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ヒラ、ままかり(サッパ)、サルボウ、ぎざみ(キュウセン)、あみ(アキアミ)、マアナゴ、ヨシエビ、あしあか(クマエビ)、ガザミ、がしら(目張とも。カサゴ)など岡山県人が好むさかな大集合
仲卸を見て県水の合地さんなどと島根の水産物の話をする。
朝食は関連棟。
バスで岡山市内に向かい。
正午まで岡山の魚をデパートなどで見て、のぞみで東京に帰る。
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岡山市内のデパート魚売場。サワラ、げた(アカシタビラメ)、アキアミ、ぎざみ(キュウセン)、ヨシエビなど地物が並んでいる
そう言えば、新幹線ホームのいちばん後ろに、「のぞみ500型(形かな?)」は1号車の端のドアは開きません」なんてことを書いている。
ボクのような鉄道に詳しくない人間には意味不明。
だいたい岡山のバスの停留所に路線図がないことも含めて、岡山市、岡山駅は旅人に親切ではない。
帰宅は午後5時。
夜9時過ぎにはダウンしたいな、と思ったらハードディスクが一台壊れる。
それからの過酷な時間のことは書くこと差し控える。
最後に今回の旅までに、いろいろご教授頂いた方に感謝。
マリンフーズの方達。
またマルハニチロホールディングの山口さん、『ひめこカンパニー』の山下社長、おふたりのアドバイスがなければ、今回の旅の主目的に触れることも出来なかったと思う。
深く深く感謝いたします。
ぼうずコンニャクの市場魚貝類図鑑(いちばぎょかいるいずかん)へ
http://www.zukan-bouz.com/
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