三枚に下ろして腹骨、血合い骨を取り、皮付きのまま薄く切り離したもの。全長25cmくらいのヤズコサイズ(関東ではワカシ)くらいで作るととてもうまい。普通にワサビ、ショウガとしょうゆで食べる。
ぼうずコンニャクの市場魚貝類図鑑へ
http://www.zukan-bouz.com/
宮城県気仙沼の『魚介類 濱喜』さんが開店する。場所は気仙沼「海の市」1階である。
気仙沼のことなら店主の佐藤誠さんに聞け、と思っているので喜ばしい限りである。
お近くの方、気仙沼に行く予定のある方はぜひ立ち寄っていただきたい。
商売繁盛を祈りたい。
いくつもの仕事が重なって、毎日寝るのが2時過ぎ。
宅急便が受け取れないので、困っている。
朝方、寝坊して6時半にパソコンを起こす。
8時に数点撮影して、市場に向かう。
野猿峠を越えているとゆっくり走っているボクの車を
右左に車線変更しながらメルセデスがブーンと過ぎていく。
なんて下品。最近、メルセデスベンツが下品できたならしい
うん●のように見える。
ちなみにガソリンを消費するのは悪の行為である。
大型車に乗っているヤカラは恥ずかしそうに運転しろ。
市場には8時半過ぎに着。
駐車場にはみ出すように『三恵む包装』が商品を山積みしている。
この店、古くは「バッタ屋」と呼ばれていた業種にあたる。
毎日見て、毎日楽しい。
おもしろくてついつい変なものを買ってしまう。
今日、もっとも高かったのが1580円の稲庭うどんなのだが、
これどう見ても2000円以上しそうなもの。
行きつ戻りつ考えて重いので買うのはやめる。
高野水産、マルコウなどいいものがあるが、
全体的には停滞前線がかかっている状態。
明日が開市のせいだろう。
本日のいちばんは場内どの店にも来ていたマイワシ。
脂がのってうまそう!
高野水産に香川県仁尾町からクロダイが来ている。
仁尾は酢で有名な町。
この町の荷は関東では珍しい。
マルコウ水産でウニの白小箱1300円、
エボヤの着いた本ミル(ミルクイ)1150円を買う。
「エボヤ君、もっと安い貝にくっついてね。お願い」
『あけぼの』で朝からラーメン500円。
ビックリ屋でアワビタケ、スダチ3、食べられるユリ科の花を買う。
帰りの野猿街道、のろのろ坂を登っていたら、
ゴミ収集車に追い越される。
セトダイを関東で知る人は少ないだろう。
漢字で「瀬戸鯛」、すなわち瀬戸内海に多い魚で、
タイの仲間ではなくイサキ科である。
加うるに明記しておきたいのが、
明石など瀬戸内海周辺ではタモリと呼ばれている。
この魚、産地では目立たない存在である。
水揚げ後の見た目が良くないので人気もイマイチであるらしい。
これがなんと八王子を中心とした多摩地区で大大ブレークしている。
多摩地区では主に
八王子総合卸売センター『フィッシュディーラー タカノ』で
取り扱われている明石もの。
明石ダイにツバス、ハモ、などなど明石ものは多彩だが、
一番人気がセトダイなのは不思議すぎる。
明石人もビックリである。
なぜ明石ものが八王子? と思われそうだが、
そのわけは都内にある大田市場にあり。
兵庫県明石市にある『明石浦漁協』が大田市場に出荷。
ここを仕入れ元にしている『タカノ』が
わんさかと明石ものを八王子に運んできているのだ。
さて、朝方、運ばれてきたセトダイは『タカノ』の店頭に並ばない。
並ぶ前にハゲタカのようにこれを奪い合い、
仕入れていく魚の達人達がいるからだ。
刺身によし、煮てよし、焼いてよし。
見た目とは裏腹に日本全国のブランド魚あたりが、
ぶっ飛ぶほどのうまさである。
見た目ではなく味で魚を選ぶ、
この達人の店で一度食べてみて欲しい。
ぼうずコンニャクの市場魚貝類図鑑、セトダイへ
http://www.zukan-bouz.com/suzuki/isaki/setodai.html
朝寝坊して7時過ぎに起きる。
慌ただしく支度してメールの返信少々、市場へ。
市場には8時過ぎ。
たかさんとすしの話あれこれ。
八王子総合卸売組合『マルコウ』に
オオスジハタ5キロ上(キロ3000円)があった。
半身を確保して市場を回る。
文房具店でマーカーとボールペン。
八王子総合卸売センター『高野水産』で
江ノ島産カタクチイワシ、明石浦漁協のカサゴ、シログチ。
産地不明のイボダイ少々。
同『フレッシュフーズ 福泉で千葉県産スズキ。
八王子元本郷『鮨忠第三支店』のオヤジさん、ジュニアと立ち話。
『市場寿司 たか』でオオスジハタの握りを受け取り、帰途につく。
帰宅は10時前。
すしの撮影、魚の展鰭。
終了は12時過ぎ。大急ぎで外出。
渋滞もなく元本郷『鮨忠第三支店』へ。
1時前に到着。
まかないのことなど、いろいろ話を聞き、ちらしと並ずしを持ち帰り。
道路の向こう側にある和菓子店は定休日。
ちなみに、元本郷『鮨忠第三支店』は昔ながらの、
どこにでもあるような店だが、
今ではこのような店を探すのがいちばん難しい。
ボクも近くに住んでいたら、なー。
北野八王子総合卸売センター『市場寿司 たか』で
お願いしていた握りを受け取り
帰宅したのが2時前。
元本郷『鮨忠』のちらしずし、並ずし、おぼろ、を撮影。
イボダイとシログチの酢じめの握りを撮影。
展鰭しておいた魚を撮影。
終了は4時過ぎ。
なぜか床屋に行きたくなって外出。
初めてのご近所にある店で頭をすっきりさせる。
帰途OKショップで木の芽とちらしずしなど。
帰宅後、ちらしずし2種を撮影。
午後9時過ぎ。
オオスジハタの料理いろいろ、撮影。
画像の整理、スサビノリとアオサ科、ヒトエグサ科の
言語的、画像的整理を途中に午前0時半、疲れてダウン。
最近一日中滑り台にのっている、そんな感じがするのだ。