八王子魚市場には8時半に到着。あまり知り合いを見かけない。貝の場所で香川の殻トリガイ(キロ/850円)というのが目に飛び込む。このところトリガイは安い。隣には青森県から、ほっき(ウバガイ)キロ/750円。愛媛から大きなアカガイが来ていてキロ/1800円。これは1個で2かんの寿司をとってもあまりそうな代物。ネタの大きな寿司屋ならいいのかも知れないが。
愛知県からムールガイ(ムラサキイガイ)。近海には新潟から大量のマアジ。形は25センチくらいあって1箱2500円は安すぎないだろうか?
「新潟から凄い量のアジだね」とダイちゃんに声をかけると「こっちのスルメも全部佐渡からっすよ」という。見ると「ばらいか(下氷で並べていない。形もまちまち 1箱1900円)」と20匹入り(1箱2200円)でまとめているのがある。宮城県からは生ワカメ。和歌山県有田市からはタチウオ。
特種には留萌港から甘えび(ホッコクアカエビ)。これが『源七』に回ると増毛の遠藤水産からも来ている。みな北海道の日本海側でとれたもの。この「遠藤水産」のものは品質的にも優れている。
八王子総合卸売協同組合、『やまぎし』には新潟県佐渡相木からハタハタ。ここに来て日本海のものを見かけるようになった。八王子綜合卸売センター、『高野水産』にはデカイ、ユメカサゴがあり、握りに出来そうだったが、考えた末に断念。
『市場寿司 たか』でボイルしたサガミアカザエビ、オキアマダイの握りを撮影。ともに味わいよし。
ぼうずコンニャクの市場魚貝類図鑑へ
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