右目はものもらい、左目もじくじくしているのは眼精疲労。今週、布団のなかで寝た時間を総て足しても20時間になるだろうか? 今日は疲れを通り越してハイテンションに陥っている。
何年ぶりだろう、目覚めると7時を過ぎている。朝食を家人がなんとか作っている。こちらは画像の整理をしながらブログ用日記。「とっつかっつ」という文字があるか30年も使っている広辞苑で調べていると、古く黄ばんだ紙切れが出てきた。そこには幼なじみの東京での電話番号。東京水産大学(現海洋大)の寮で「呼び出し」とある。
朝食はなにを食べたやら。アゲマキを軽く茹でて、甘辛く煮つける。
8時半には市場に。八王子魚市場の鈴木さんに「忙しいでしょ?」と聞くと「連休前って意外に暇なんだよ」と言う。塩干に尾花沢の「だしっ」があって、「これいくら?」と聞くと、「少ししか買わねえヤロウには教えねえよ」と返される。八王子魚市場の職員は比較的紳士だと思っていたのに非常に不愉快な思いをする。一般客とは言えあまりに無礼極まりないのではないか。でも尾花沢の「だしっ」が買えないのは痛手。
市場をさらっと見て、『市場寿司 たか』へ。
なんだか忙しそうなたかさんに、そろっとアゲマキを渡す。
「明日、やることにしたんだよ。頼まれてさ。だから忙しいのよね」
カンパチを卸して、マグロのきりつけ、ご飯の炊きあがる音がして、タイマーをつける。そんな合間を縫ってアゲマキを4かん。ワタを表にしたのと外套膜を表にしたの。撮影していると、わきでアゲマキをさっそく1かん食べている。「うまい」。またネタの切り付けにもどる。撮影後アゲマキを4かん、これがゴッツイうまい。ちなみにこのアゲマキ、当然韓国産。アゲマキの産地であるセマンギョムがあぶない。市場に働くひとのどれぐらいが、これを知っているのか? まあアゲマキを「まてがい」なんて言っているようではダメだな。
帰宅は10時前。慌ただしく雑事。画像の整理。昼食用に倉橋島からのカナガシラ、シログチを下ごしらえ。
昼食はカナガシラの煮つけ、シログチの塩焼き。カナガシラの真子のうまいこと。これでご飯一膳。
1時を過ぎて外出。駅前東京三菱銀行に立ち寄ると長い列が出来ている。ここで時間を取られて中央線、お茶の水駅には3時前。お茶の水では翌1時前まで。深夜の中央高速はやや渋滞。帰宅は2時を回っている。メール・掲示板のチェックもしないでダウン。
ぼうずコンニャクの市場魚貝類図鑑へ
http://www.zukan-bouz.com/