食べる魚類学: 2011年1月アーカイブ

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仕事3本が年末進行であった。
1本はそれこそ30日までずれ込んでいたので、大晦日はデータ整理もそこそこに、近所の与太郎と酒に酔いつぶれて年始を迎えた。
元日は再起不能。
どうも最近、飲酒後がよくない。
終日、ヒグチユウスケ、サトウタカコ、タテカワダンシ・ヨシカワウシオであった。
ガーシュイン、マーラー、シューベルトでもあったし、バフウも聴く。
久しぶりのバフウがよかった。

二日が仕事始めで、4日には締め切りがあった。
これでは新年だ、という気持ちにはなりません、ですな。
5日が別仕事始めで都心に出る、6日も都心に出て、7日は帰宅が翌午前4時。
帰宅後、軽い仕事があって、寝床に入ったのが午前6時半だった。
またまた読みかけのタテカワダンシ・ヨシカワウシオを開いてしまたので、うとうとしたのが1時間前後かな。

そのまま8時半に市場へ。
高野水産前で会った「深刻な病気だ」という海老さんが、ボクよりも数倍元気そうな爽やかな顔をしていた。
脳の病気だというが、それって先天的なもんじゃない?
ぼやーっと歩いた市場で買い求めたのが塩ザケの切り落とし。
要するに塩ザケを切り身にした端っこの部分。
コンビニで牛乳を買い、遅いお昼にサケの牛乳みそ汁を作る。

作り方はインスタントラーメンよりも簡単。
適当に切った根菜類、こんにゃくに塩サケのぶつ切り、昆布を鍋に放り込む。
煮立ったら昆布を取りだし、アクをすくい。
後は牛乳と白味噌を溶くだけ。
固形物なしの、こんな昼ご飯もよいのだよね。
滋養になるって気がする。
ボクの困った時の一品だけど、一般家庭にもお役に立てそうな料理ではないかなーー。

材料(2〜3人前)
塩ザケの切り落とし3切れ(標準和名のサケ)、大根、ニンジン、こんにゃく、ゴボウ、ジャガイモ(野菜は最近豚汁用の水煮という便利なものがある)、牛乳一合、白味噌たっぷり、ネギ、山椒。

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作り方
1 塩ザケは軽く湯通し、適当に切る。野菜は豚汁用水煮を利用。これにジャガイモ、ネギを切る。
2 鍋に水3合、昆布、野菜など総てを放り込む。火をつけて沸いたら昆布を取りだし、アクなどをすくう。ボウルに白味噌を入れ、牛乳で溶き、鍋にくわえる。
3 ことこと野菜が柔らかくなったら出来上がりなのだ。じっくり煮てもうまいよ。
白味噌はボクの好みでしかない。桜味噌、田舎味噌などなんでもOK。問題は塩分濃度かな。
野菜もなんでもいいとしかいいようがない。
和洋野菜大集合がいいね。
また個人的に薬味は山椒かコショウなのだけど、こんなものは好きにやってくれ。「薬味は、これがいいのだよ」、なんて偉そうに宣うのはバカなヤツ、下等なヤカラだ。世の中リベラルがいい、ねーー。

ぼうずコンニャクの市場魚貝類図鑑、サケへ



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